せっかくなので
「せっかくのチャンスなので、村上春樹の新作をみんなで読みませんか」
と、2回だけ会ったことのある幼馴染の上司さん(元ヤン)から、幼馴染を通してお誘いいただいてうれしくなった。
「せっかくのチャンス」の使い方が正しくて素敵すぎる。おっしゃる通りこれは「せっかくのチャンス」。
舟を編んでいる知らない誰かさん、例文に使っていいですよ。
村上春樹が7年ぶりに長編を刊行し、せっかくのチャンスなので、みんなで読むことにした。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: 単行本
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東京メトロに乗って通勤するOLが電車でしていること
久しぶりにラジオにネタを投稿しました。
朝に「ハッ!」と思っちゃったんだからしょうがない。明日のJUNKが楽しみだー。
ペンシルスカートを履いて、腕にはシルバーの腕時計、今日は寒かったのでファーを巻き、すました顔で、しょーもない下ネタをメールにぽちぽち打つ……。
↓こういう、自分以外は携帯の画面が見えないシートを、貼りたいなぁと思いました。
最近観た映画7本
メモみたいな感想です。
『ドクター・ストレンジ』面白かったし映像がかっこいい!手をくるくるさせながら走る姿がちょっとかわいかった。モノマネしたくなる。
原作コミックスを買っちゃった。あの不思議な映像の元が見てみたくて。
『イミテーション・ゲーム /エニグマと天才数学者の秘密』これもベネ様。超おもしろかった。キーラナイトレイがかわいい。「ときに想像し得ない人物が 偉業を成し遂げるのよ」というセリフは自分に自信をなくしたときに思い出しそう。
『おいしい生活』ストーリーがキュートです。落語みたい。
若い頃のヒューグラントが大変かっこいい。トレイシーウルマンも好きなので、この2人のシーンは見ててウキウキしました。
『ムーンライズ・キングダム』超超超かわいい。映像も服や小物も音楽もキャラクターも。幸せな気持ちになった。
ブルースウィルスのことをはじめて好きと思った。恋っていいなぁと思える。サムがかわいくてかっこいい。今年のハロウィンではボーイスカウトのコスプレがしたいです。
ウェス・アンダーソン監督ってはじめて知りました。他の映画も気になる。
『21ジャンプストリート』 ひっちゃかめっちゃかで可笑しかった。
主人公の2人の立場が高校時代とは逆転してしまう設定。そこがこの作品のキモなのですが、向こうの文化が肌感覚でわからないので、その面白さを100%は理解できていない気がする。
なので、同じ設定の日本版があったら見たいし面白いだろうなーと思いました。
『CABIN』 何回どんでん返しがあったんだろう…。先が気になって夢中で見ちゃった。グロ耐性がないとつらいかも。
『ドント・ブリーズ』 爺さん怖い。オチの不気味さが最高。
ホラー映画はどんでん返しが多くて楽しいですね。
最近は以上です。
『ラ・ラ・ランド 』を観て勝手に怒って泣いた話
めっちゃ面白かったし心を揺さぶられまくりました。
「こういう映画に出会うために映画を観ている!」と思いました。
以下、ネタバレになる感想を興奮気味で書こうと思います。
※これから観る予定のある人は、読んだら楽しめなくなりそうなので、ご注意ください。
ーーーここからネタバレですーーー
これまでわたしは、映画や漫画などで、「夢を追う若い男女は強烈に惹かれ合う」と習ってきました。
そして、下記の理由ですれ違って別れることが多いです。
a,どちらかが夢を諦めるか妥協をする
b,どちらかが先に大きな成功をおさめる
しかし、『ラ・ラ・ランド』では、このa,bを乗り越えるか解決をし、結ばれるかもしれない!と希望を持ちました。
仲直りをしたセブとミアが、かつてタップダンスを踊った丘へ昼に行って、ミアが「オーディションの結果は2〜3日後なの」と話すシーンでそう思いました。
しかし、やっぱり、結ばれない結末になりましたね……。「ラ・ラ・ランド、お前もか」と思って泣いたよ。。。
こういう男女はどうしたって最終的には結ばれないのでしょうか。
(『ビフォア・ミッドナイト』みたいな場合もありますが……!)
そんなことを思いました。
とは言え、こういうストーリーは大好きです。
その他に、いいなと感じたところを箇条書きで書こうと思います。
・最後に「あったかもしれない未来」をミュージカルで見せるのえげつない…残酷すぎてもはや痛快
・この監督の前作『セッション』のラストシーンで、先生と生徒がセッションするシーンと同じものを感じました。セブとミアが夕暮れを眺めながらタップダンスを踊るシーンでです。
「音楽を愛する者同士でしか通じ合えない何か」みたいな、わたしなんかには分からないものを見せてもらったような気持ちになります
・振り付けが、かっこいいだけじゃなくコミカルで楽しい
・服や演出やデザインがオシャレ
・曲が流れるとテンション上がる
一緒に観に行った友人と、いちばん切なかったのはどこか?という話をしました。
・友人
ミアの一人芝居で、お客さんが知り合いしか来ていなかったところ。
・わたし
ミアの誕生日をセブの手料理で祝うときに起きたケンカ。何も成し遂げていないミアが売れっ子のセブに説教をし、言い返せるはずのセブがあえて何も言わないところ。セブの「この人に何を言ってもわかってもらえん…」みたいな表情。
『ジョゼと虎と魚たち』の最後のほうで、妻夫木くんがジョゼをおんぶして歩いてる時もこういう表情のシーンがあって、そこも凄い好き。
以上です。最高な映画でした。
観たあと、友人に漫画『シガテラ』を激しくすすめました。
映画のことけっこういろいろ書いてるなぁ→ 映画 カテゴリーの記事一覧 - 小日記
今日読んだ本2冊
今日は21時前に帰宅して自宅仕事もなかったので本を読んだ。
A子さんの恋人 3巻
- 作者: 近藤聡乃
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/11/15
- メディア: コミック
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1,2巻は「みんな超キュート!」と思って夢中で読んでいたが、3巻はそれに加え切ない話だった。
あと1〜2冊で終わりそうな雰囲気だけれどずっと続いてほしい。
泣かない女はいない
- 作者: 長嶋有
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
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自分がへこたれている瞬間に愛すべき人間がなんの悲しみもなく過ごしているというのは、すごく安心することなんだと思った(四郎、あなたもそう思ってくれる)。
何度読んでもこのセリフとこのシーンが大好きだなー。
睦美が四郎に別れを告げたことが、少し読み進めないとわからない。
それが、堀辰雄『風立ちぬ』の「死のかげの谷」を少し読み進めないと節子が死んだことがわからない感じに、似ている……わけではないけれど、なんとなくいつもそれを思い出す。
(そういえばジブリの『風立ちぬ』では節子ではなく菜穂子のほうになっているなと今気がついた)
そんなつもりじゃなかったのに、たまたま2冊とも切ない話だったよ。