小日記

日々のちょっとしたこと

キライな理由を探してる

9月上旬は多方から色々なウワサ話を聞かされて参っていた。
心を開いて話してくれるのはうれしいけど、なんでもかんでも飄々と受け止められるわけではない。

そして、先日の三連休をのんびり過ごし、わたしは決めた。
自分で見て感じたことがすべて。自分で見た範囲のなかでわたしが決める。
人から聞いただけのことや自分で見ていないことは、知らないのと同じ。
これを固く決心し、わたしの憲法にした(笑)

この憲法を制定してみて気付いたこと。
自分の好きな人たち(そんなに仲良くない人も含む)に関しては、わりと何があっても好きなままである。
一方で、キライな人に対しては些細なことが気になる。
それはつまり、その人をキライになる理由を探している、ということだと思う。
価値観が合わないからキライなんじゃなくて、キライだから「価値観が合わない」と思おうとする、みたいな。

ややこしや。

最近好きな、スタバのパッションティー

好きな映画とか小説とか

明後日には33歳になる。

わたしの2倍ほど生きている人生の大先輩のマダム(尊敬してる)と、映画や小説の好きなストーリーのパターンの話題で盛り上がった。

わたしは、「人と人が、互いに分かり合えたと錯覚したけれど、本当は分かり合えてなかった」とか「最初は分かり合えてたけど、深い部分では分かり合えず衝突した」とか「徐々にすれ違っていった」みたいなストーリーのパターンが大好き。
映画でいうと、『ブルー・バレンタイン』『ララランド』『ビフォア・ミッドナイト』みたいなやつ。

マダムは「そうよね」「人間って複雑なのよ」とか深く共感したのちに、「でもわたしが一番好きなのはね、絶っっ対に分かり合えないと思った2人が、分かり合えた!って話なのよ」と言った。
人は分かり合えないという真理を知ったうえで、それでもなお「分かり合えた」話が好きだと言うから、すごいと思う。
それって、人に対する愛が深いということのような気がするので。

一方のわたしは、切ない話のほうが好きなまま、またひとつ歳をとり33になってしまう。
「人と人が分かり合える話のほうが好き」と思うようになるのはいつなのだろう……。

とか思いながら書店に行き、切なそうな本を二冊買った。

しずく (光文社文庫)

しずく (光文社文庫)

出会いなおし

出会いなおし

森絵都は久しぶり、西加奈子ははじめて読む。楽しみ〜。

セミナーとかネコとか

病み上がりで打ち合わせとセミナーへ。

立場的に、おじさんたちに混ざって経営者や管理者向けの説明会等々に参加することがたまにある。
今日のセミナーもそんな感じのやつ。
おじさんたち、会社から行けと言われて無理やり来させられているのか、居眠りしていることがとても多い。
話を聞かなくても、資料を持ち帰ればいいのかな。
この時間も給料が出てていいなぁ〜と羨ましく思う。
でも、真剣に聞いてる人が少ないおかげで、わたしは会が終わってから登壇者の人を独り占めして質問ができる(笑)
いつも親切に対応してもらえるのは、居眠りおじさんがいてくれるおかげだと思う。

この日記(現在地をとりとめもなく - 小日記)を書いた日から、特に何かをはじめたりしたわけじゃないけど、新しい情報が入ってくることが増えた。
毎日勉強している気分。勉強の合間に仕事をしているような。
例えば今日は、「外郭団体」という言葉を覚えた(笑)
知らなかったのが恥ずかしいけど書いてみる。
あと、定額小為替収入印紙はどちらも郵便局で買えるけど窓口がちがう、とか。そんな感じ。

疲れて何もしたくない、映画を見る力も本を読む力も残ってないってときに、スマホを触るのではなくネコを撫でる。
今日は何かがあったわけではないけどなんとなくハッピー。
細かいパーツがガチャガチャとうまくハマったようなそんな一日。

Promise

Promise

  • Mark Redito
  • エレクトロニック
  • ¥200

画期的な質問を探してる

連休は体調を悪くして家で寝ていた。
遊ぶ約束を2〜3ほどドタキャンしてしまい、猛烈に反省しつつ、寛容な周囲の人たちに感謝した。
のどの痛みと咳のほかはほぼ快復。ちょっと最近考えてることでも書こうと思う。

初対面の人やまだそんなに仲良くない人とおしゃべりするとき(取材とかではない)。
質問していってなんとなくお互いの共通点を見つけつつ話しつつリアクションしつつまた質問して……みたいないつもの会話のパターンに飽きている。
場はそれなりに盛り上がるし、楽しいけど、いまいち自分の気分の盛り上がりに欠けて、すっごく楽しいわけではない。
アハハと笑ったり「なるほど」「たしかに」と言いながら、どこかで「あぁわたしはいつもこの感じになっちゃうな」と思って、解散した後に送るであろうお礼のメールかラインの文面を考えている。
なにか、予定調和を崩すような(でも失礼に当たらず空気を読んだ)質問や話題はないだろうか。
恋話とかなら絶対盛り上がるし相手と仲良くなれるけど、そういうんじゃなく。
もうどうしようもなく楽しくてしかたない!みたいな気持ちになれるような、画期的な話題か質問はないかな。

Sunset Lover

Sunset Lover

  • Petit Biscuit
  • エレクトロニック
  • ¥150

仕事とリラックスについて

あまり共感してもらえなくてもいいのですが……。

家で仕事をするようになるまで、「取るに足らないことだな」とか「べつにストレスじゃないな」と思っていたけれど、実際にメリットを享受してみたらとても良かった事柄について書こうと思います。
マウンティングしたいわけではないので、「へぇー」ぐらいの感じで読んでもらえたら。働き方を選択できる立場の人は参考になれば幸いです。

・通勤がない
通勤が好きか嫌いか考えたことがなかった(むしろ好きなほうだと思っていた)のですが、無い環境になると、全く疲れがない状態で仕事がスタートできることに驚きます。
ちなみに、電車通勤や定時出社が必要な会社に対して意識高くdisる気持ちはなく(医療関係とか絶対に出勤が必要な仕事もあるので)、満員電車がストレスにならない工夫が社会全体でできたらいいと思ってます。

・周りに人がいない
忙しそうな人や機嫌が良くない人が周りにいても、自分に向いてるわけじゃないし関係ないと思ってましたが、気づかないうちにストレスになってたんだなと気づきました。
人がいない(ネコはいる)家や、それぞれ知らない人同士の図書館やカフェなどは、のんびりした気持ちでいられます。

・昼寝ができる
そんなのどうでもいいと思うかもしれませんが……。
午後に30分ぐらい寝られると、気持ちいいし、スッキリするし、気持ちが切り替わるし、かなり良いです。

ほかにもいくつかありますが、「経験する前と後のギャップ」が大きかったのが上記の3つです。

少し話が変わりますが。
スリランカに行ったときに、サファリに同行してくれたドライバー兼カメラマンの少年がいました。
彼に「今の仕事の好きなところは?」みたいなことを聞いたら、「好きな仕事だし、リラックスできる」と答えたんですね。
それでわたしは、「仕事なのに『リラックスできる』っていう答えあるんだ」と衝撃を受けまして、今はその感覚が少し理解できます。

昨日、台風のせいで久しぶりに満員電車に乗ってつらかったので、こんなことを書きました。

なぜか資料のそばに寝転ぶネコ。

現在地をとりとめもなく

焦燥感というかやる気みたいな気持ちがまた出てきた。
今年に入ってから、なんとなくちょっとだけ退屈でつまんなくて、あまりパッとしないなと思ってた。
人に紹介してもらうとき、「引っ張りだこの〇〇さん」とか「安心安定の〇〇さん」と言われて、嬉しさ100%なんだけど、自分の中では「なんか、そうじゃない」って少し違和感があった。

些細な出来事が積み重なったのだと思う。
色んな人と話したり、色んな人と仕事をしたり、楽しいなとかつまんないなと感じたり、ライブや演劇を見たり。
そんななかで、焦燥感なのかやる気なのか「もっとちゃんとしよう」と思った。
今年はできないことをやってみることをサボってたし、それでもいいと思ってた。

「好きなことを」仕事にするって、基準にするには曖昧だと思う。
「やってて気持ちいいこと」のほうが多少は分かりやすいような。

ここまでで、自分に合っている選択を確認。
東京にいる→〇
フリーランスである→〇
法人にした→〇
何かを作る仕事をしている→〇
文章に関わる仕事をしている→たぶん〇?
本に関わる仕事をしている→部分的には〇?

なにがしたいのかまだはっきりと見えてこないし、あともう少しなにかが足りない。
「できることをやるだけ」という人(立派)もいるけど、自分はまだそのレベルに達してない気がする。もう少しアレコレ考えてもいいような。

こんなことを考えられるぐらいには元気で、適度に退屈ってことです。

8月19日の日記

今日やったこと。
・各所にゲラを送る
・各所に電話してもろもろ確認
・デザイナーさんにお仕事依頼
・明後日の打ち合わせ内容を事前に送る
・営業所留めで送ってもらってた宅急便を取りに行く
・もろもろ振り込み
・原稿書き
などなど。
原稿を書き始めるまでダラダラしてしまったけど、いざはじめると没頭してしまう。
明日の早い時間までに送りたいけどまだ終わらず。

昨日の日記に書いた「お金稼ぐ方法を考えてみる」の件。
ひとつ考えてる方法をちょっと調べてみたら、最初の手続きがめちゃくちゃめんどくさそうだった。
だけど、登記したときの2倍ぐらいのめんどくささかな?って気がするので、やってみようかな。
時間かかりそう。上手くいくかわからないとしても、仮説を立てて全く新しいことを知っていくのは好きなのだ。
楽しんで。


なじみの八百屋さん。