5/11 インド旅行記 〜デヘラドゥーン〜
起きて身支度し、また新郎(インド人)の家へむかう。
途中、すごくおいしいラッシー屋さんによる。
ヨーグルトがおいしいのはもちろん、ココナッツの風味がまざった味がする。
甘ったるくておいしいココナッツのお菓子も食べる。
新郎の家に着いて、ケータリングの朝食を食べる。
じゃがいものカレーと、豆の揚げ物。
もしかして、ベジタリアンのことも考慮して、料理にはお肉が入ってないのかも。
今日は結婚式本番なので、みんなオシャレしている。
インド人の服はカラフルなので見ていて楽しい。
鼓笛隊の人たちが来る。
新郎の体にターメリックをぬって身を清める。わたしもぬらせてもらう。そしてぬりたくられる。
そのあと、新郎に水をかけたりする儀式があった。
このあと夜まで時間があくので、Nさん(日本人)と、新郎の友だちのSさん(インド人)に、お寺に連れて行ってもらう。
チベット仏教のかっこうをした人がたくさん歩いていた。
近くにチベタンマーケットもあるらしい。
お寺を見終わったあと、3人でアイスを食べる。
バニラアイスがおいしかった。朝のラッシーといい、乳製品おいしい。
Sさんは来年結婚する予定らしい。今日フィアンセと会ってきたとのこと。
インドの結婚制度についていろいろ聞いた。インドでは、星占いを参考にして、親が結婚相手をセッティングするのがほとんどらしい。
もし星占いで「あなたに合う人はいません」とでたらどうするのかたずねると、同じ星回りの人同士を合わせるからそんなことにはならないそうです。
だから、嫁に行き遅れたりすることはないらしい。なかには離婚してしまう人もいるらしいけど、少ないみたい。
フィアンセに会ってきたSさんは幸せそうだった。会って数回で結婚するなら、新鮮な気持ちでいられそう。
新郎の家へ戻ると、鼓笛隊の人たちがいてまだ盛り上がっていた。
インド人少年に「親戚のおじさんちに服を取りに行くんだけどいっしょに来る?」と聞かれ、スクーター2ケツで行くとのことだったのでついていくことにする。
しかし、その親戚のおじさんは気をきかせて新郎の家にインド人少年の服をすでに持って行っていたらしく、すれ違いになってしまった。
その家で、サリーを着たりメイクをしたりと準備をしている女性陣にまざって、メイクを真似してみる。目の下に太くアイライン入れる。
18時半頃に式場に行くという話だったのに、正装した新郎があらわれたのが19時半。マハラジャっぽい格好をしてる。
玄関先で、親戚の人たちが交代で新郎の首にお札をかけていく。
全員終わったあたりで、みんなで踊りだす。
しばらく踊ってから、結婚式会場に移動しはじめる。
大音量で音楽がかかっている車を先頭にし、みんなでおどりながらむかう。
いちばんうしろには、豪華な馬車にのった新郎。
途中でバスにのり、降りて、また踊りながらすすむ。
2時間くらいしたところで到着。
外国人だからか、ウェルカムフラワーをいただく。
ステージにあがって写真撮影などする。
しばらくして、新婦さん登場。超〜〜〜キレイ。
そのあとも、ひたすら写真撮影が行われる。
式のあいだ、うらでゲームが行われているらしかった。
新婦チームと新郎チームのチーム対抗で、新郎の靴を見つけて、最後まで持っていた人が優勝。優勝者には、日本円で2万円くらいの賞金がもらえるとのことだった(チーム戦だけど、賞金がもらえるのは個人? そのへんはよくわからずなかった)。
わたしは新郎チーム。
10歳くらいのかわいい少年があらわれる。少年は新婦チーム。
少年が「今は新郎チームの人が靴を持ってる。誰が靴を持っているか教えてあげるから、オレと手を組め」と誘ってきた。いま靴を持っている人に、わたしが味方を装って近づき、靴をうばってきてほしいとのこと。そしてお金を山分けしようだって。
分け前は、少年6、わたし4。
おもしろそうなのでのることに。
少年といっしょに、いま靴を持っている人に近づく。が、しかし、靴はストールの下でがっしりつかまれていた。
わたしが「くすぐって、笑って力がぬけたすきに奪うのはどう?」と提案すると「ぼくが奪うからきみがくすぐってくれ」とのこと。
どっちがくすぐる係をするかもめているうちに、別の少年が靴を奪ってダッシュ!! おいかける私と少年。ドレス走りづらい!
さらにそのあと、別の女の子に靴をうばわれる。
その女の子のことも追いかける。女の子は、控え室のような部屋に入っていき、そして出て行った。
わたしもその控え室のようなところに入ってみた。そこにいた人たちはみんな少年の親戚らしく、談笑したり、簡単なヒンディー語を教えてもらったりする。
しばらくして、滞在先のMさん家の息子くんが呼びに来てくれて、帰宅。
AM2時就寝。