4/20 シベリア少女鉄道
昼過ぎに起床。
当日券で「シベリア少女鉄道」という劇団の舞台を見に行く。
以前知り合いにすすめてもらったもの。はじめて行きます。
シベリア少女鉄道
当日券のキャンセル待ちで開演ギリギリまで入れるかわからなかったけど、無事に入場できた。
とても良い席だったので、関係者席のキャンセルだったのかも。
もう、ものすごく面白かった!
見終わったあと、ビックリして膝から崩れ落ちそうになった。。見事にまんまとだまされた。
ネタバレしないように感想を書くのは難しいくらい、はじめから全部罠でした。
役者さんがアドリブで悪ノリしているのを見て、「いいぞいいぞ!面白いからもっとやれ〜」と思っていたら、全部アドリブじゃなかったんです。台本だったんです。全部シベ少の計算通り!
さいごは「全部演技だったなんて…」という衝撃を脳が処理できなくて、ただ涙が出そうになった。笑いながら。
見た人にしか、わからないかもしれないんだけど、わたしが一番ビックリしたこと。
真面目に演技しようとしてる役者さんが、アドリブで悪ノリしている人を見てついつい笑っちゃって、笑いをこらえながら真剣に演技しようとするんだけど、この「笑いをこらえてるけどつい笑っちゃいながら真剣な演技を続ける」っていうのも演技だったってことだよね!?
役者さんってホントにすごい……。
見終わった直後は、笑えたところばかり注目していたけど、あとでよくよく考えてみたら、話の大筋部分も実はすごくメッセージ性があるなと思って、脚本の完成度に震えました。
やりたいことをやるのは怖くて、その恐怖が怪物になってあらわれて、飲み込まれてしまう人や戦う人がいるっていう内容だったのではないでしょうか。
つぎも絶対に見に行こうと思った。シベリア少女鉄道。
昨日のお笑いライブといい、世の中天才だらけですね…!
夜からお友だちとしゃぶしゃぶ。
とても楽しかった。