北欧旅行日記5―スウェーデン・ストックホルム2日目
昨日までの↓
北欧旅行日記1―デンマーク・コペンハーゲン1日目 - 小日記
北欧旅行日記2―デンマーク・コペンハーゲン2日目 - 小日記
北欧旅行日記3―デンマーク・コペンハーゲン3日目 - 小日記
北欧旅行日記4―スウェーデン・ストックホルム1日目 - 小日記
7時に起きる。
ホテルの朝食。
外に出ると雨が降っていた。
どこに行こうか悩み、2駅先のストックホルム中央駅にあるツーリストインフォメーションに行って相談してみることにする。
インフォメーションでは、フルハウスに出てくるDJに似たお姉さんが対応してくれた。
私が「雨だからあまり歩きたくないんです。室内で楽しめて、ストックホルムカードで入場できて、おすすめの場所ってどこかないですかね」と尋ねると、とても親切に教えてくれた。
月曜日は休館の施設が多いらしいのだけど、いくつか提案してくれて、市庁舎とヴァーサ号博物館とFotografiskaという写真美術館に行くことにする。
行き方を詳細に聞いてメモをし、まずは市庁舎に向かう。
このインフォメーションから市庁舎までは徒歩で行けるとのこと。
「街の中を通る行き方と、水際を通る行き方があるけど、どっちがいい?」と聞かれ、水際を通る行き方を教えてもらう。
しかし、水際は風が強くて寒すぎて、激しく後悔する。街の中のほうを教えてもらえばよかった……。
市庁舎に到着。
ガイドツアーに参加してみる。
ここ↓は、ノーベル賞授賞祝賀晩餐会で使われるという大広間のブルーホール。
レンガに細かい跡がついているのだけど、これは柔らかい音響効果を出すためなのだそうです。
すごい手間がかかっている。
↓ノーベル賞受賞パーティーの、舞踏会広間として使われるという金ピカの部屋。
建物とは関係ないけど、絵になる外国の方。
また関係ないけど、置いてあったムーミンの飾り。ミイのこんな表情見たことない、かわいい。
続きまして、ヴァーサ号博物館を目指す。
バスとトラムを乗り継いでいく。トラムの乗り継ぎのときに道をたずねた男性二人組が、目的地が同じだったようで、丁寧に教えてくれた。二人で楽しそうにしていたのが印象的だった。
ヴァーサミュージアム駅で降りる。
すぐ横に北方民族博物館があったので、まずはそちらをのぞいてみる。
スウェーデンの伝統美術品などが展示されていた。
建物も内装も展示物もオシャレなので、「北方民族博物館」じゃなくて、もとのままの「ノルディスカ博物館」という名前のほうがよい気がした。
↑お土産屋さんで売っていたマスク。
サラッと見終わって、お隣のヴァーサ号博物館へ。
ヴァーサ号とは、海底に沈没してしまった大きな船。博物館内では、引き揚げられた船体を復元したものがドーンと展示されている。
ものすごく大きいんだけど、わかるかな?
左下に写っている、メンテナンス作業をしている人と比較すると大きさがわかるはず。
このヴァーサ号博物館では、乗組員が身に着けていたものも展示されている。
ヴァーサ号は沈没という悲惨な結末を迎えてしまっているから、乗組員が身に着けていたという展示物も当然悲惨なわけで……。
新宿の平和祈念展示資料館で、シベリア抑留についての展示を見た時と同じような暗い気持ちになった。
ここの博物館のカフェで遅い昼食をとろうと思っていたけど、ダークな気分になったので、外に出て少し歩く。
聡明そうな犬がいた!
ワンワンの分はないよ。
わたしもここのホットドッグを食べることにする。
夜はFotografiskaのカフェで夕食にしたいので、昼は軽めに、小さいホットドッグと、
ポテトのS……大きい。
イモ3つ分ぐらいはありそう。がんばって食べる。この感じだと、夜ご飯は入らないな……。
満腹になって、Fotografiskaを目指す。
途中にあった船。
フィンランドのヘルシンキ行きらしい。
船出を待つ人々。
Fotografiskaに到着。
Martin Parrという写真家の展示をやっていて、超ーーーー楽しかった。
シーンの切り取り方は梅佳代のようで、色づかいは蜷川実花みたい。
滑稽で笑えて、でも被写体の人たちはいたって真剣だったりするから、たまに切ない雰囲気もあり、大好きな感じの写真だった。見ていてテンションが上がったし、すごく幸せな気持ちになった。
一昨日に行ったコペンハーゲン国立美術館同様、写真撮影OK&ネットにアップOKとのことだったので、少し載せます。
おもしろさ、伝わるかな?
Martinさんはどんな狙いで撮っているのか、被写体のどんなところをおもしろいと思って撮ったのかなど、わかるのが楽しい。
その他に、Joel Marklundという人の写真も好きになった。
ここで少し見られる→http://aldrigstilla.blogspot.se/
あと気になったのは………
Jimmy Nelson
www.theguardian.com
Vee Speers
www.veespeers.com
楽しすぎて3時間もいてしまった。なんと、この美術館のTシャツまで買ってしまったよ。
「そのTシャツ、ストックホルムにある写真の美術館のやつだよね!」と気づいてくれる人がもしいたら、とてもうれしいな。
Fruitsの写真集も売っていた。
Martin ParrのSouvenir展、6/7までやっているようなので、もしスウェーデンに行かれる方はぜひ!
外に出たらもう真っ暗でした。
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