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小日記

平日は普通のOL、週末は剥製師。日々のちょっとしたことを書いてます。

男派女派、テレクラキャノンボール

とても今さらながら、『劇場版テレクラキャノンボール2013』を観てみた。

聖なる夜に映画好きの幼馴染とワインを飲んでいるときに、この映画を「人生のトップ10に入るぐらい好き」とすすめてもらったので。


『劇場版 テレクラキャノンボール2013』 特報

バイクとテレクラを愛してやまないAV監督のカンパニー松尾が、バイクを走らせ、テレクラで素人女性をゲットしたいという思いから1997年にスタートさせた企画ものアダルトビデオ「テレクラキャノンボール」。その2013年度大会が開催され、カンパニー松尾バクシーシ山下、ビーバップみのる、タートル今田らが参戦することに。バイクや車を飛ばして、東京から仙台、青森を経由して札幌を目指しながら、テレクラ、ナンパなどで素人女性をゲットしていく面々。そんな彼らに、さまざまな出来事が待ち受けていた。(シネマトゥディより)

 

映画館で上映していた頃は、女の人をバカにしたような内容なのでは…?と思って、「観た後にイヤな気持ちになりそうだな」と、周囲の盛り上がりを横目で見ているだけだったのです。

しかし実際観てみると、予想に反してイヤな気持ちになることはなく、すごく面白かった。

勝利への執着がかっこいい、という感想は漏れ聞こえていたのですが、わたしがとても良いなと思ったところは下記です。

 

・みんなブスに優しい
プレビューのときに人のセックスを笑っていたとしても、ちゃんと礼儀正しくて優しいのが良いなと思った。

誤解を恐れずに言うと、女性全般に対して尊敬の念がそれぞれあるんじゃないかな、とすら思った。(「女の人をバカにしたような内容なのでは…」と予想していた反動かもしれませんが)

 

・監督たちの人間味が徐々に出てくる
はじめの30分くらいは、皆飄々とした印象で、「冷徹そうな人たちだ」と感じます。
でも、レースを進めていくにつれて、それぞれの人間味や綻びが少しずつ出てくる様子に、グッときてしまう。


少し話が逸れますが、沢木耕太郎のエッセイ『ポーカー・フェース』のなかに、「男派と女派」という章がある。

ポーカー・フェース (新潮文庫)

ポーカー・フェース (新潮文庫)

 

 これは、沢木さんがすし屋のカウンターで、大将と「いままでの人生で、大事なことは男と女のどちらに教えてもらったか」という会話(なんと洒落た話題だろう…)をする話。

それで、すし屋の大将は男派、沢木さんは女派ということになるのです。

ちなみにわたしは、教わる(学ぶ)ことは成長することに似ていて、成長することは変化することに似ていると思っていて。


で、テレキャノの話に戻ります。
この「男派・女派」でいうと、最終順位の上位2人は「女派」なんじゃないかなという気がするわけです。これまでの人生で、大事なことは女に教えてもらった人。勝因はそこにある気がした。

それが端々に何となくにじみ出ていて、相手の女性はそれとは知らないながらも何か感じ取って、高得点をゲットできていたんじゃないかな、なんて。どうかな?