小日記

日々のちょっとしたこと

ぬかるみぬけた

「未来のことがわかっちゃったら人生つまらなくて自殺するよ!」とは、大好きな71歳動物学者の先生のお言葉。

 
他人事で心が動くなんて、それは尊敬する人や大事な人に限ったこと。
わたしは頑固なんじゃなくて、たまたまその気持ちが長い間継続して変化しなかっただけだと主張した。そこに覚悟や強い意志があったわけじゃないから。でも人から見たらどちらも同じなわけで。
 

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年の瀬もいよいよな頃、一見頑固なわたしの希望が、尊敬する人とセットになって「ハロー(^o^)/」と目の前にあらわれた。
風邪を引いて寝込んでいたときにボーッとした頭で読んだ、「話題沸騰中!」という煽りのネットの占いが的中した。
 
自分にとって大事なことは何か、大事じゃないことは何か、考えなきゃいけない場面が今年は超多かった。そして、わりと綺麗事で夢見がちで若いなーって感じのことが、自分の判断基準において結構かなり重要だと、やっとわかったところだった。
 
感謝の気持ちと申し訳なさと将来に対する期待と不安がそれぞれ全部大きくて、本屋に寄ってその気持ちの行き場を探し、本と雑誌を3冊買って帰った。
帰宅してお風呂にお湯をはって、そこで2時間ぐらいマンガを読み体をあたためて、それでもまだ眠くならなかったので、風邪薬を飲んだ。
 
翌朝、今年の1月頃のような、さわやかで明るい気持ちで目が覚めた。
「そういえばわたしは毎日こんな風に明るい気持ちで生活をしていたな」と思い出す。それをずーっと忘れて、そして忘れていることも気付かずに過ごしてた。
 

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「素直に生きる選択ができることこそ生きる力だよ」とは、いつも遊んでくれて尊敬しているお姉さまのお言葉。
今年は生きる力がなくなって死んでた。色んなことがあって思い返すとなかなかつらかった。でも、本気で助けてくれた人が4人もいた。この人たちに困ったことがあったらわたしは何でもしようと思ってるけど、そんなこと正面切って伝えたらキモがられるので、とりあえず会える人にはお年賀を渡し、会えない人には年賀状を書いた。人を大事にするとは、そういう些細なことの積み重ねのような気もして。
 
来年も引き続き色んなことがありそうだけど、でも、今年のように生きる力が無くなることはないと思う。だって今は、自分にとって何が大事で何が大事じゃないか知ってるから。だから大丈夫。未来ってどうなるか本当にわからない。