小日記

日々のちょっとしたこと

2014年度個人的ベスト10

今年はおもしろい映画をいっぱい見た気がするので、2014年4月から現時点までの好きな映画マイベスト10を挙げてみようと思います。
見ていない作品もたくさんあるのですが……あくまでも個人の感想ということでご了承ください。

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1.リトル・フォレスト 夏秋、冬春
今年でいちばん大好きです。邦画でいちばん好きかもしれない。映画がすすんでいくのが惜しく、「いつまでも終わらないでほしい」と思いながら見てました。
何かが起こるわけではないのに、見ているあいだずっと泣きそうでした。。。出てくる食べものも全部よくて、主演の橋本愛があまりリアクションせず淡々と食べているのに、すっごくおいしそうなのですよ。
田舎での衣食住がテーマの映画ですが、それがことさら強調されることもなく、あくまでも全て「生活」の一部として描かれているのも良いです。


1.6歳のボクが、大人になるまで。
さっそく順位を決められず、1位がふたつです……。
これも最高でした。時間の経過、人が歳をとっていくこと、成長する部分、変わらない部分、全てが愛おしく感じられます。予告を見ただけで泣きそうです。
イーサンホークが好きになりました。親が歳をとっていく切なさ、さみしさ。
わたしは子ども目線で見ましたが、子どもがいる人が見たら親目線で見るのでしょうか。
ビフォア三部作も見なきゃ。


3. ミリオンダラー・アーム
いちばん泣きました。。。見終わってから感想を人に話すときに、思い出してまた泣いた。
好きなシーンがいっぱいあります。キャラクターも全員魅力的!何を書いてもネタバレになりそうなので、ぜひ見てみて!


4.アデル、ブルーは熱い色
恋人同士がすれ違っていくストーリーって大好きです。
感想はこっちに書いてます→http://d.hatena.ne.jp/mihocomiho/20140421/1352657105


5.みんなの学校
不登校特別支援学級もなく、みんな同じ教室で学ばせる大阪の小学校のドキュメンタリー。これが公立の小学校って言うんだから驚きです。
先生たちがみんな元気いっぱいなのも良くて、リレーのシーンと卒業式のシーンでは絶対泣く!


6.はじまりの歌
これも泣いた。
失恋したヒロインが、ふとした出会いをきっかけに、ニューヨークの街中でゲリラレコーディングをしていき……、という話。
キーラ・ナイトレイの歌声がかわいすぎるし、バンドが盛り上がっていく様子にワクワクしっぱなしでした。ダンとグレタのフラート関係も良いんです。原題は「BEGIN AGAIN」っていうのも素敵。

※以下ネタバレ
最後、ダンは奥さんと仲直りし、グレタはデイブを選ばずにひとり自転車に乗っていくシーンが好きすぎます。
はじめは二人とも傷付いていることで共感していたけれど、ダンは帰る場所があり、グレタは強くなるしかない。何気ないシーンですが印象に残ってます。


7.TOKYO TRIBE
とても楽しい映画だった!スピード感があるので、見終わってからすぐにもう一度見たくなった。


8.シェフ 三ツ星フードトラック始めました
ワクワクするし超ハッピーな映画です。こういう映画ばっかり見ていたいって感じ。食べ物が本当においしそう。


9.紙の月
最後のシーンがかっこよくて好きです。最後だけ主人公の梅澤梨花が湧き上がってくる自分の言葉で話している感じがして。


10.味園ユニバース
甘酸っぱくて青春で、山下監督マジックにかかり、ニヤニヤしながら見ました。渋谷すばるくんに目がハートです。

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こう書いてみると、10本て意外と少ないですね……。この他には、『イン・ザ・ヒーロー』、『her/世界でひとつの彼女』、『私の男』なども好きです。


◆これから公開される見たい作品メモ

・『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
アカデミー賞の。

・『ラスト5イヤーズ』
アデル、ブルーは熱い色』、『ブルーバレンタイン』など、恋人同士のすれ違いフェチなので、見なきゃ。

・『あの日の声を探して』
気になっています。

・『龍三と七人の子分たち』
北野映画の最新作。『アキレスと亀』あたりまでは新作が公開されるたび見てました。『Dolls』、『キッズ・リターン』あたりが好きです。今回はどんな作風なのか、久しぶりに見たいです。


◆見たかったけど見逃しちゃった作品メモ

・『天才スピヴェット』
ジャン=ピエール・ジュネ監督の最新作。主演の子がかわいいです。

・『みんなのアムステルダム国立美術館へ』
リアル版三谷幸喜作品って感じがします。ノンフィクションのドタバタってどんな感じなんだろう?

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さて、わたしは人と一緒に映画を見るのが好きなのに、今年はほぼ一人でした。誰かと見たのは、『6歳のボクが〜』と『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』だけ友達と。
せっかく誰かを誘うなら、映画好きの人と見たい。でも、映画好きの人は好みがはっきりしているから、なんか誘いづらい。そんな矛盾。
゛断ってくれても全然いいよオーラ”を出しながら、果敢に誰かを誘いたいものです。