小日記

日々のちょっとしたこと

記憶が無いふり、覚えているふり

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最近、お酒を飲んで記憶を無くすようになった。

以前はどんなに泥酔しても全部ハッキリ覚えてた。正直言うと、泥酔しすぎて気まずいときは、記憶がないふりをすることすらあった。

もともと、酔っても顔や言動にあまり出ないタイプらしく、颯爽と帰って行くため安心して見送られることが多い。しかし、その途中でモノをなくしたり、行き先を間違えて終電を無くす、などのことが今まで100回ぐらいあった。
今はそれに加えて記憶を無くすようになったので、輪をかけてこわい。気をつけよう。

気をつけようと思ったきっかけは下記の4つ。

⑴相当楽しかった飲み会の翌日、もらったお礼メールに「最後はみんなで落ち込みましたね」と書いてあり、わたしは楽しかったところまでしか記憶がないので仰天。
帰り際に何があったんだろう?

⑵前日に飲んだ友人から「〇〇のライブどうだった?」と連絡をもらい、「えっなんで今わたしが〇〇のライブに来てること知ってるの!? もしや会場にいた!?」と返したら、「昨日話してたよ」と教えてくれた。
このようなことが複数回あった。

⑶主要都市から自宅まで、タクシーでいくらぐらいかかるかを全く知らない(タクシーで帰る時は、もう判断能力が鈍っているため)

⑷飲み会から何週間か空いて、「先日教えてもらった本を読みました」と感想メールが届いた。
勧めた記憶はなく、しかもその本、当のわたしは序盤で挫折して読み終えてなくて、大変申し訳ない気持ちになった。
申し訳なさすぎて、知ったかして返信した。

そう、記憶が無いと申し訳ないんです。絶対に記憶を無くさない人の寂しさがわかるから。

禁酒はしませんが、記憶を無くす自覚は持とうと思います。