贅沢な悩み
『深夜特急』の好きなところについて書こうと思います。
- 作者: 沢木耕太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/03/30
- メディア: 文庫
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「〇〇に行くぞ!」と決めてたのに、やめて違うところ行ってみたり。かわいい女の子がいるからってそこに長く滞在してみたり。
悪く言うと、意志がすぐ変わってフラフラしてる。
良く言うと、ノリとテンションを大事にしてる。
そういうカッコつけないところが(わたしからするとそこがカッコいい)、『深夜特急』の大好きなところです。
そしてそれでも、最後には「バスでデリーからロンドンに行く」という当初の目的を果たします。
自分は『深夜特急』からはそういう影響をすごく受けてると思います。大きい枠だけ決めて、あとはテンションと流れを大事にすべきだし大事にして大丈夫。
わたしにはいま悩みがあります。
なーんも持ってないときに手に入るかわからないものを1つ選ばなくちゃいけないのはしんどい。例えば進路を決めるとか。
でも、色々持ってるときにどれを選んでどれを手放すかを決めるのもすごく悩む。選ぶのはいいんだけど、手放すものを決めるのがすごく悩む。
悩むというか、判断はできているが決断ができない、という感じです。