小日記

日々のちょっとしたこと

贅沢な悩み

深夜特急』の好きなところについて書こうと思います。

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

読む前の印象と違うところでもあるのですが、主人公(沢木さん)は、けっこうその場のノリとテンションで決めて行動してます。
「〇〇に行くぞ!」と決めてたのに、やめて違うところ行ってみたり。かわいい女の子がいるからってそこに長く滞在してみたり。
悪く言うと、意志がすぐ変わってフラフラしてる。
良く言うと、ノリとテンションを大事にしてる。
そういうカッコつけないところが(わたしからするとそこがカッコいい)、『深夜特急』の大好きなところです。
そしてそれでも、最後には「バスでデリーからロンドンに行く」という当初の目的を果たします。

自分は『深夜特急』からはそういう影響をすごく受けてると思います。大きい枠だけ決めて、あとはテンションと流れを大事にすべきだし大事にして大丈夫。

わたしにはいま悩みがあります。
なーんも持ってないときに手に入るかわからないものを1つ選ばなくちゃいけないのはしんどい。例えば進路を決めるとか。
でも、色々持ってるときにどれを選んでどれを手放すかを決めるのもすごく悩む。選ぶのはいいんだけど、手放すものを決めるのがすごく悩む。
悩むというか、判断はできているが決断ができない、という感じです。