小日記

日々のちょっとしたこと

飲み会での料理取り分けについて、細かすぎて伝わらない思い出

料理の取り分けをやってくれる人が男女ともに好きです。気遣いと思いやりのある人だなって思います。
自分もわりとやるほうですが、酔っ払うと面倒になってやめちゃいます。

料理を取り分けて渡すとき、普通に受け取る人、お礼を言ってくれる人、「いいのにー!」って恐縮する人、色々だなって思います。
「女子力高いねぇ」の一言がマウンティングのときもあれば、感謝の言葉のときもあって、「楽しいときしかしないから」なんて返したりして。

ずっと前のある飲み会のことを思い出しました。
確か4人ぐらい。1人のひとを囲む会(仮にAさんとします)って感じでした。

注文したポテトサラダが来たときのこと。
わたしはビールを一杯空けて、料理の取り分けが面倒になってきた頃でした。
ポテトサラダに誰も手をつけないので、わたしは新しい割り箸を取って、取り分け用にとポテトサラダの皿にその割り箸を置きました。
それからほどなくして、ワーワーと話の中心にいるAさんがその割り箸を手に取り、喋ってる人の話に相槌を打ちながら箸を割りました。
そのまま自分の皿にポテトサラダをよそうのかと思いきや、Aさんは箸を割っただけで、そのまま元のポテトサラダの皿に置き、また普通に話の中に戻って行きました。

「あ」と思って、「わたしこの人好きだなー」と思いました。
ほんの一瞬の出来事ですが、さりげなく「私食べないけどみんな食べてね」っていうことでしょう。そこに取り分け用のお箸があること見てるんだなーって驚いたのもありますし。「遠慮しないで食べてね」って言えばいいけど、話が途切れるし。

書いてみたら、細かすぎて伝わらない思い出になってしまいました。どうでもよすぎてすみません。でも、印象に残っている出来事なのです。