夢二はオンナを知ってるぜ
家族で伊香保に旅行してきました。
宿の近くに竹久夢二記念館があったので行ってみました。
夢二の美人画といえば、憂いを帯びた表情の作品を思い浮かべると思います。
でも、今回はじめて知ったのですが、そればっかりじゃありませんでした。
女の狡い表情、拗ねた顔、寝ているところ、お化粧をしてるところ、反物を選び迷っているところ、フとこぼれた笑みなど、
じつは憂い顔以外もいっぱい描いていて、どれも魅力的なんです。
で、わたしは確信しました。「夢二はモテた人だ!」と。
女性の艶っぽくて自然な表情をとらえた作品が多く、下品な言い方ですみませんけど「オンナ知ってる感」が出ちゃってるよ夢二。
それでウィキペディアで調べてみたら、やっぱり恋多き人でした。
竹久夢二 - Wikipedia
唯一妻となった女性・たまきの浮気を疑って、たまきの腕を刺したというエピソードは、予想外すぎましたが……。
完成作品に入れるサインが「竹久夢二」ではなく、一部「ゆめ・たけひさ」になってるのがあって、かわいらしい人だったのかもしれないなーとも思いました。