厄年どうでしたか?
大厄なので厄祓いに行ってきました。
今年は「厄を味方に付けるぐらいの勢いがないとダメだ!」とか思っていましたが、やっぱり一応行きました。
予約した時間に神社に到着すると、寝癖頭の女性の神主さんが慌てた様子であらわれ、わたし一人のために祝詞を読んでくれて、サクッと終了。
あまりにも簡素だったのですが、「必要最小限の厄だけ祓いました」という感じで好感が持てました。
常在菌を残したまま有害菌だけ無くしてくれた……みたいなイメージでしょうか。
帰り際に「厄祓えましたか?」と聞くと、笑顔で「祓えましたよ」と言われたので、5000円を渡して神社を後にしました。
これでもう今年は無事に生きられます。
厄祓いの最中にふと気が付いたのですが、厄年を経た人に「厄年どうでしたか?」と聞くと、「全然関係なかった」と言う人と、「本当に大変だった」と言う人がいます。
これって、事実がどうだったかは関係なく、その人の思考のクセという気がします。
イヤなことには必ず理由がほしいとか、悪いことが記憶に残りがち、とかでしょうか。
ちょっと話が逸れますが、「ネコを飼った」「30代になった」なども、その人の思考のクセが表れやすいトピックかなと最近感じます。
ネコの場合、相手のリアクションとしては、「いいねー!写真見せてー!」系のパターンと、「結婚が遠のいたね」系のパターンがあります。
(どちらのリアクションも好きですが、前者のほうがより好きです)
「30代になったよ」の場合はこんな感じです。
そんなわけで、厄祓いの最中に、厄って関係ない気がしてきてしまいました。
結論「その人の思考のクセ次第」。
健康に気をつけるべき年頃、というぐらいでしょうか。