スリランカ旅行26日目・ベントタ
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おはようございます。
早く目が覚めたので、ベッドの中で読書。
- 作者: 爪切男
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2018/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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人間の脆さや狡さの描きかたが巧みで、読んでいるとそれらと向き合わされるようでつらかった。
わたしはビジネス書や自己啓発書が好きだが、それは現実逃避をしているのに近いなと思う。
剥き出しの人間の内面を見せられるよりも、目の前の社会や世の中の仕組みを知ったり、綺麗事や鼓舞する言葉を読んだりするほうが、気分がラクだ。
起きて、朝食。
美味しい。
今日はバスでベントタに行ってみる。
本当は、ここヒッカドゥワの次はベントタに宿泊しようと思っていた。
しかし、ヒッカドゥワの居心地があまりにも良いので、日帰りで行くことにしたのである。
行く前に、滞在中のホテルのオーナーに延泊したい旨を伝えると、快くOKしてくれた。
小さなホテルはどこもだいたいスリランカ人のファミリーや夫婦が経営しているけれど、ここはスペイン人の40歳前後の男性が営んでいる。
旅行中はひんぱんに「一人で来たの?」と聞かれるのだが、皆「Alone」という言葉を使うのに対し、彼は「Yourself」と言った。
それがなんだか印象的だった。
ホテルに常駐している日本語ペラペラのツアーコンダクター・Kさんの友達がいるという、ベントタのレストランを紹介してもらった。
そこを拠点にベントタ観光ができるように手配してくれたとのこと。ありがたや。
バスで1時間ほどでベントタに到着し、Kさんの友達がいるレストランに行く。
いいところ。
ここでベントタ河クルージングの手配をしてもらう。
この船で行きます。
河は木々に囲まれていて涼しい。
子どものミズオオトカゲ。
小さなワニがいた。
「見られたあなたはラッキーだよ!」と言われてうれしくなる。
大きなミズオオトカゲ。
鳥。
図鑑がないので名前が分からず。
朝はここに花がたくさん咲いていたそうなのだけど、寺院に供えるために周辺の人々が取っていってしまったらしい。
花。
船頭さんが、摘んだ花でネックレスを作ってくれた。
器用だなぁ。
ヤシの木のエリアを通って、2時間のクルーズが終了。
船に揺られて気分が良かった。
レストランに戻って、昼食。
素晴らしいライス&カリー。もちろん美味しい。
食べ終わってから、ウミガメの保護センターに行ってみる。
トゥクトゥクで15分ほどで到着。
めっちゃくちゃかわいい。
足をパタパタ動かして、懸命に泳ぐ姿がかわいらしい。
アルビノのカメもいた。
この他に、前足のないカメなども保護されていた。
タマゴが埋めてある場所。
漁師が毎晩タマゴを見つけて、この施設で1つあたり約15円で買い取っているらしい。
そして孵化させて、海に戻す。
地域の皆でウミガメを守っているのだ。
保護センターでは、片手だけ指のないガイドのおじいさんがわたしに付いてくれて、スリランカ訛りの英語で丁寧に解説をしてくれた。
ビーチにも立ち寄ってみた。
何も無い!
なんでもベントタは、政府指定の「ナショナル・ホリデイ・リゾート」として開発されているそう。
そのせいか、ヒッカドゥワのようにゲストハウスや気軽なレストランが少なく、大型ホテルが多い印象。
見た感じ、ホテルにだけ滞在してのんびり過ごす人が多そうだった。
Kさんに紹介してもらったレストランに戻ってお礼を告げ、バスでヒッカドゥワに戻る。
渋滞もなく1時間ほどで到着。
ホテル付近のレストランに入ってみる。
夕日を見ながらエビを食べます。
この右側のパッションフルーツカクテルが、かわいい見た目をしているのにアルコールが強く、見事に酔っ払ってしまった。
顔が熱い。今日はもう動けない……。
なんと19時に就寝。