小日記

日々のちょっとしたこと

最近観た映画7本

8〜9月はあまり映画が観られなかった。忘れないようにメモ。

ロケットマン
面白かった。天才の話って好き……というか、映画のなかの「天才あるある」って好き。
孤独になりがち、酒に溺れがち、などなど。
ボヘミアン・ラプソディ』ともまた違う感じだった。
親友のバーニー・トーピンとのシーンがよき。

『記憶にございません』
三谷幸喜作品のなかでダントツに面白いと思った。
中井貴一の悪い総理が可笑しくて、もっと観たかった。
かつての恩師に教えを請うシーンがなぜか泣けた。

グランド・ブダペスト・ホテル
これはアマゾンプライムで観た。
ちょっと前のウェス・アンダーソンの作品。
映像が完璧にきれい。設定が面白い。
笑えて切ないのがグッとくる。

『ボーダー 二つの世界』※少しネタバレあり
面白かったし、好きな感じだった! すごい話だった。
最初はローランドが嫌なやつかと思ったけど、出てくる人が全員変すぎて、最終的に「いちばん友達になれそうなのはローランドだな……」って思った(笑)
「真実を知ること」について考えさせられた。
知らないほうが幸せなこともある。
だけど、もし自分がティーナだったら。
知らないままそれなりに幸せに生きていくよりも、自分の出生の秘密を知ってすべてに納得して生きていきたい、たとえつらくても、と思うかも。
でもヴォーレには出会いたくないかな……。

『新聞記者』※超ネタバレしてます。
映像が綺麗で演技がすごくいいなと思った。
気になったところがひとつ。
主人公の吉岡の父は、真実を報道した(報道当時は誤報とされた)のちに自殺している。
吉岡は父の思いを継いで、「世の中に真実を伝えたい」と新聞記者になっている。
この映画は、吉岡がようやく掴んだ真実が新聞の一面を飾るところで終わってしまう。
だけど、吉岡にとって本当の戦いは、真実を報道したあとにはじまるんじゃないのかなぁ、と思った。
だって、父親は真実を報道したあとに死んでいるから。
吉岡は、これからはじまる、父と同じ道を辿らないための戦いに勝たなければならない。
父のために父を超えなければいけないのに、それが果たされないまま映画が終わってしまった。
わたしはそれがちょっと気になった。

『ドッグマン』※オチのネタバレありです。
面白かったし怖かった。
主人公にすごくイラついてしまうのに、なぜか嫌いになれない。
そして、映画のなかの気の弱い人って、人殺しがち!

『イエスタデイ』※オチのネタバレありです。
面白かった。主人公とエリーの関係がホントかわいい。
ホテルの屋上で歌う「ヘルプ!」のパンクアレンジがよかった。
あの歌が主人公の気持ちがいちばん乗ってたと思うし、泣いた。
超個人的な感想だけど、最後にエリーに告白するシーンは「ずるい!」と思った。
だってあれって、絶対勝てるケンカみたいなものじゃない?
あと、すべてを丸くおさめるために、ギャビンに余った女をあてがうな!と思った(笑)
過去には『魔法にかけられて』でもナンシーに同じことが起こってたけど、「丸くおさめるために余った男女をくっつける」のは最後にモヤモヤするからやめてほしいよ……!

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