最近見た映画9本
久しぶりに。忘れないようにメモです。
※ネタバレにはあまり配慮せずに書いています。
『マリッジ・ストーリー』
最高。そしてつらい。最初から分かってたことだけど、「なんで別れなくちゃいけないの!?」と思って最後にめちゃくちゃ泣いた。
別れの理由がひとことでは説明できないとか、仲が良くても修復不可能な状態がリアルな気がする……と離婚未経験のわたしは思った。
これが本当の「大人のラブストーリー」というか、他人とガッツリ向き合ったことのある人こそ共感できる作品、という気がする。
友達と一緒に観たんだけど、別れに至った(理由が多々あるのは前提として)ターニングポイントとしては、夫が妻の仕事をバカにしつつも「それで稼いだお金を劇団の資金に回せ」と言った事件と、妻が夫の出世ぶりに嫉妬に似た気持ちを抱いていたことではないか、という結論になった。
『アナと雪の女王2』
楽しみすぎて公開翌日に観に行った。やっぱりダムはよくないよね!と思った(笑)
アナが岩場で絶望するシーンで、誰も助けに来ず、自分自身で立ち上がるのがすごくいいと思った。
おもしろかったけど、わたしは最初の『アナと雪の女王』が好きすぎるのかもしれない。
続きものは、前作から価値観がアップデートされていると感動するんだけど、アナ雪2はそうでもなかった気がして(そういう意味で『トイ・ストーリー4』は好きだった)。
『ファイティング・ファミリー』
好みのドストライクな作品だった。
まず、女の子が頑張る話って最高。
そして、その女の子が新天地に出てもがき苦しみ葛藤する話が大好き。
さらに、被害者ぶって人のせいにばかりしていた主人公こそ、実はいちばん周りが見えてなかった……という展開が超好き!
気合いを入れ直し、さらにまた頑張り、周りの女性たちと分かち合うシーンで泣いた。
ニック・フロストのプロレスラーのお父さん役もはまってた。オタク役のイメージが強かったので。
『アートのお値段』
ドキュメンタリーだけど、感動して泣いた。
最初は、アーティスト、画商、コレクター、美術評論家が、それぞれの正義感を持ってアートに接しているのが面白いなーと思ってみていた。
最後、転売屋に買われた自身の絵に高値が付けられたアフリカ系の女性アーティストが、喜ぶでもなく複雑な感情を吐露するところから、ラスト15分が泣けた。
本作を通して描かれているアートを取り巻く状況と、一度落ち目になったラリー・プーンズの姿から、「自分の感受性ぐらい自分で守れ」というメッセージをわたしは勝手に受け取った(そういうことを言いたいドキュメンタリーではない)。
『ゾンビランド ダブルタップ』
面白かった。出てる役者全員が好きなので、観てて楽しかった。
『テルアビブ・オン・ファイヤ』
面白かったけど、そんなに評判になるほど面白いかな?という気もした。出てくる皮肉の意味が分かれば、もっと理解が深まったかも。
ここからは過去作。
『羊たちの沈黙』
U-NEXTではじめて観た。
世界中の人が知ってることだと思いますが、超超超おもしろかった!
こんな心の通わせかたはじめて見た……。
レクター博士とクラリスの指が触れ合うシーンがめちゃくちゃエロい。
クロフォードがクラリスをいやらしい目で見てるのがさりげなく伝わってくるのもうまいなぁ。
レクター博士が出てくるシーンって11分しかないってネットのまとめ記事で見た。すごい。
『レッドドラゴン』
羊たちの沈黙の前日譚。こっちも面白かった。
今まで見たエドワードノートンのなかでいちばんカッコよかった。甘いマスクなのに影があってセクシーなパパ最高……!
『永遠の僕たち』
Amazonプライムで観た。
終わりかた最高ランキング、トップ3に入りそう。最後のあの微笑み……愛おしくて泣いてしまう。。。
よくある難病ものの話だけど、特に何も起こらないのがすごくいい。女の子がかわいい。