小日記

日々のちょっとしたこと

3月12日(木)の日記

今日もゆっくりめに起きる。
一日中原稿書きだとダラダラしてしまうなぁと思い、夜の映画のチケットをとった。
これで時間まで集中してやるぞ。

原稿の直し(時間かかるやつ)と、取材の質問リストの作成と、新しい原稿と、電話で打ち合わせをした。

電話の打ち合わせの相手は長期休み明けで、インドに行ってきたらしい。
「わたしもインド行ったことありますよ」と言うと、楽しそうにアレコレ話してくれた。
あまり自分のことを話さない人なのかなと思ってたのでうれしかった。結局40分ぐらい話した。

夜から近所の映画館に『スキャンダル』を観に行った。
アメリカのテレビ局で実際に起こった、女性キャスターへのセクハラ騒動を描いた映画。
洋題の『Bombshell』にはスラングも含めいろんな意味があるみたいね。

One Little Soldier

One Little Soldier

※以下、ネタバレあり

超面白かったし、めちゃくちゃ気分悪くなった(笑)。
セクハラってされてる最中はなぜかヘラヘラしてしまって、帰宅してから悲しくなったりムカついたりするんだよね……分かる。ホント地獄に落ちてほしい。。

ロジャー(セクハラしまくってるテレビ局のトップ)が話せば話すほど、周囲が「ダメだ、こいつ話通じない……!」って雰囲気になるのが面白かった。

最後、ロジャーはトップの座から引きずり下ろされる。
女たちの見事な復讐劇!かと思いきや、トップにはまたロジャーみたいな男が就く(というふうに私には見えた)
「こりゃ何も変わらないぞ」という余韻を残して(と私は受け取った)映画が終了。
そんなところまでリアルに描くんかい、と思いました。それも良かった。

『スキャンダル』を観終え、重い気持ちを抱えながら、近くの蔦屋家電をパトロール
いつも行く店なんだけど、なぜか今日は、こんなにたくさん本が売られてることに唖然とした気持ちになった。

『スキャンダル』のショックのせいでボーっと解像度低く本を眺めていたら、似たような本が多いなぁという気がした。
もちろん、解像度を上げて見れば、同じ本はふたつとないのだけど。
このなかから一冊を選んで買ってもらうというtoCのビジネスが成り立っているのがすごいことに思えた。
今日はそんな気分だったのだ。

スーパーに寄って晩ごはんのお刺身を買い、今は家に帰ってアメトーーークを観ているところ。