小日記

日々のちょっとしたこと

3月25日(水)の日記

昨日の日記(3月24日(火)の日記 - 小日記)の続き。

わたしと年の近い彼女は、なんと高校生の子どもがいるシングルマザーだった。
「わたしは幸せなのに、ずっとかわいそうだと思われてきたんですよね」と言っていた。
確かに、シンママは貧困や就業や仕事と育児の両立の難しさなど、課題ばかりに目がいきがちで、「支援すべき対象」という印象がある。
彼女の話を聞いていると、子どもとの生活を成り立たせるためにしてきたことは苦労ではなく努力であり、努力と幸せは両立するものだよなぁと思った。

彼女はわたしを羨ましいと言った。
まったく比較にならないけれど、わたしも独立していることを不安定だとか、ネコを飼って独身で一人暮らしをしているのはさみしいとかで、かわいそうがる人はいる。
例えば生き方にレールがあるとして、自分のレールの外れ方なんて誤差の範囲だと思うんだけど……どんな状況に対しても他人を「かわいそう」だと思いたい人はいるのかも、という話をした。

なんか暗い話っぽくなっちゃったけど、飲み会自体は、歴代の元カレの悪口と(共通の知り合いがいないのでのびのびグチれた)、エグい下ネタでギャーギャー盛り上がった(笑)。
終電ギリギリまで騒ぎ、話し足りなさすぎて別れるギリギリまでお喋り。

帰りの電車でひとりになり、こんなに楽しい夜があるなら、世間の「かわいそう」を少し引き受けてあげてもいいと思った。

そして今日は軽く二日酔い。
エアコンの設置工事のインターホンで目を覚ます。

ネコは今日もモテていた。
設置工事の怖そうなお兄さんが「この子はアメショですか?」「メスのわりにふっくらしてますね」「うちはアビシニアン飼ってるんです」と話していた。
見た目に反してネコに詳しくてほっこりした。

コロナの状況が読めなくなってきたので、食べ物を少し備蓄しておこうと思い、昼のうちに買い物へ。
調理せずそのまま冷凍できる野菜をいくつか買って、切って冷凍庫に入れておいた。

昼過ぎからは資料を読み、夕方から長めの打ち合わせへ。
面白い本になりそうなので頑張ろう。

帰宅して、メール処理やら原稿のチェックやら原稿の直しやらやらやら。
今日終わらせたかった原稿は明日やることにして、23時過ぎに切り上げる。
週末はどこにも出かけないほうがよさそうなので、仕事しよう。
そう思うと少しスケジュールに余裕ができて、気が楽に。

今から録画した水曜日のダウンタウンを観て寝る。

Scenario (Film)

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