小日記

日々のちょっとしたこと

文春の報道で思うこと

某出版社が炎上しています。

セクハラについては本当に許せないのと、「あるある」なことに絶望します。
今日は、今回の炎上のトピックのひとつである、出版社の契約書問題から派生して、個人的に思うことを書きたいと思います。

出版社では、契約書が結ばれるのは出版確定後で印刷が終わってから、というのが慣例ですよね。
それが問題視されつつあるのはよいことだと思います。

加えて、フリーランスなどの個人が契約書を結ぶ際、こちらに不利なことが書いてないか自力で判断するのも、けっこう難しいと思っています。

だからもし、出版社の慣例が廃れていって、事前に契約書を締結する(またはドラフト版を提示する)会社が増えたとしても、それだけで安心というわけでは決してないと思う。

1,出版社側に、事前に契約書の手配をしてもらう
2,契約書の内容をきちんと理解した上で結ぶ
この2つの大きな山があると思っています。
今回の報道では1つ目の山について注目が集まっています。
しかしわたしは、1つ目の山を越えられたとしても、2つ目の山があることを忘れないで!と思ってます。

個人的にはもう、複雑な契約書(「複雑」の意味は割愛)の内容を、自力で確認するのを諦めつつあります……。
会社を作って5年目になるけれど、契約書の確認については自分を全く信用できなくなっている(笑)。

よい方法や、慎重に進めるべきことを、見極めていかないと……と思っています。

ネコー。