小日記

日々のちょっとしたこと

3月27日(土)〜4月2日(金)の日記

今週も日記を書いた。

3月27日(土)
練馬区美術館に行った。
バスで中村橋まで行って、まず近くのレストランでランチ。
練馬区美術館では「電線絵画」という電柱とか電線をテーマにした企画展をやっていて、評判が良いので来てみた。山口晃の作品もあるし。明治初期の作品では、昔の風景のなかに電柱があって、現代のわたしから見ると異様な光景だった。このミスマッチ感が電線絵画の面白さなのかなと思う。
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そのあとポレポレ東中野まで行って『プリズン・サークル』を観る。ある刑務所の更生プログラムのドキュメンタリー。受刑者が犯罪を起こした背景や生い立ちがつらい。出てる人があまりにも自己を開示していて、丸出しな心の内を見ることに罪悪感を抱いてしまう。せめて謙虚な気持ちで受け止めよう。
ピザをテイクアウトして帰宅。

3月28日(日)
家事とかして家で過ごした。仕事もした。
夜は『俺の家の話』を観る。ドラマは撮り溜めておいて完結してから観たい派。色んなことが起こってすごく面白い。

3月29日(月)
昼から取材。難しい話だったけどなんとかまとめられるかな。
先週書いた原稿を整えて送る。
夕方には近所の公園を6キロランニング。
夜からはゲラチェック。途中で超久しぶりな友達から電話がかかってくる。わたしの会社のホームページを見てもらい、「ずいぶんクールだね」と指摘してくれた。ずっとリニューアルしなきゃと思って心に引っかかっていたので、いよいよやる気になる。
メール処理して、請け負ってるSNSの予約投稿してから寝る。

3月30日(火)
朝から出版社に詰めて仕事。
執念で終わらせて、居酒屋のラストオーダーに滑り込み。仕事後の解放感もあり、おしゃべりが楽しかった。最近お酒が弱くなってるので、2杯で酔った。
帰宅して『サターンリターン』の最新刊を読もうとするも、あらすじを忘れてるので1巻から読み直す。最新刊までたどり着けずに寝る。

3月31日(水)
やっぱりお酒が弱くなってる。まず昨日、眠いのになかなか寝れず。その後も眠りが浅くて何度か目を覚まし、二度寝三度寝したあと11時に起きた。しかも今日一日中うっすら眠かった。これからは一杯しか飲まないことにしようかな。
お昼は近所のベーグル屋さんに買いに行った。
そのあと原稿。
夜は『サターンリターン』の最新刊を読んだ。主人公が変になった理由のひとつが出てきて、そうきたか!と思った。面白いな。

4月1日(木)
朝からずっとウェブ記事の原稿。
昼は近所のうどん屋さんでランチ。そのあと、図書館、郵便局、銀行に行き、収入印紙を買い、住民票を取るなど、雑務をこなす。1人会社の社長みがある。
ホームページをリニューアルしなきゃと思ってる理由が言語化できてきたのでまとめてみる。
仕事に困っているわけではないし、ご依頼いただく仕事は全部ありがたい。でももっと、自分とマッチしている依頼や、「面白そう」と思える仕事の割合を増やしたい。
で、最近は会社のホームページ経由での依頼が増えている。だからまずは、ホームページ上で、もっとパーソナリティを出したり、得意な仕事を整理したりする必要性を感じている。

4月2日(金)
今日は雑務をこなす日。ラクな1日になるかと思いきや、todoを書き出したらパツパツに。そして全部終わらなかった。ふつうの会社には事務や経理の人が常駐してるんだから当たり前か。
会社のホームページをリニューアルするにあたりプロフィールを考えてるんだけど、考えるほど「わたしってごく平凡なつまんねぇ女だな……」と思えてくる。

3月20日(土)〜26日(金)の日記

また日記を書こうと思う。今回は簡潔に数日分まとめて。その方があとから読みやすい。

3月20日(土)
忙しいので仕事した。
平日に夜遅くまで働いてもいいから土日は休みたいんだけど、どうにもならなくなってきたので。
ランチは適当にすませたくなくて近所のベーグル屋さんへ。
夕方には近所の公園を6キロほどランニングした。
仕事が一区切りついた22時ごろから、領収書とか請求書の整理。わたしの会社は3月が決算なので仮で〆てみるため。まぁ、必要なものないので、「利益めっちゃ出てますね」となってもそのまま税金払うけど……。
途中ですごく眠くなったので、書類を床に広げたまま切り上げて、明日やることにした。今その上でネコが暴れてるから、朝にはぐちゃぐちゃになってそう。

3月21日(日)
友達と遊んだ。
雨だから早めに家出なきゃと思ってるうちに待ち合わせ時間を勘違いして1時間早い電車に乗ってしまった。アホすぎる。
立川のプレイミュージアムで絵本の「がまくんとかえるくん」の展示を見る。地味な絵本というイメージだったけど、展示を見終えた今ではとてもかわいく見える。
そのあと、ごはんを食べて、IKEAに花瓶を買いに行って、はらロールを買って帰宅。いいリフレッシュになった。気の合う友達とのお出かけ大事。
帰宅してから少し仕事して、そのあと昨日の続きの領収書の整理。
明日は朝が早いので23時に就寝。9時間寝るつもりで生活してると必ず8時間は寝れる。

3月22日(月)
朝から出版社に詰めて仕事。
終わったのが21時過ぎで晩ごはんを食べ損ねる。都を提訴したグローバルダイニング系列なら空いてるかも!とDQNな考えで近くの店舗に電話してみるも、誰も出ない。
とりあえず駅まで行って、ラザニアのテイクアウトがあったのでそれを買って、公共の机とベンチがあるところで軽く打ち上げ。
帰宅は23時過ぎ。久しぶりにこんなに長い時間外にいた。通勤すると1日が終わるのが早い。

3月23日(火)
朝から原稿。午後は取材。取材では試してみたかった一言が言えた。
夜からzoomで仕事関係の講座に参加。全3回のやつで今日が最終回。この講座がめちゃくちゃ勉強になった。なんかもう自分は、講座とかで学ぶのは卒業で、これからは実践の場とか身近な人から学んでいくのだと思っていた。しかし今回参加した講座がよすぎて、何歳になってもこうやって座学でも学び続けたほうがいいと気づいた。
講座で学ぶメリットは、別に知りたいと思ってなかったけど知っておいたほうがいいことを思いがけず知れることだ。

3月24日(水)
朝から本の原稿。「〆切はいつでもいいですよ」と言われてた仕事が1ヶ月以上経っていて、キリの悪いところまでしかできてないけどとりあえず送った。
そのあとまた別の原稿と企画などやった。
すっかりご無沙汰な人から仕事の紹介の連絡が来てうれしい。思い出してもらえるのってありがたい。
夕方からは近所の公園を6キロほどランニング。1日おきに走るのが理想だけど、天気が悪かったり夜の予定があったりして結局週2ぐらいになってしまう。

3月25日(木)
朝から原稿。
昼はめずらしく外の定食屋さんに食べに行った。ハンバーグとカニクリームコロッケのセット。わたしは人が作ってくれたカニクリームコロッケが大好き。作るのがめんどくさいメニューNo. 1だと思うので、感動する。大事な場面での菓子折(?)はカニクリームコロッケがいいよ。
夜に仕事終えて『スキップとローファー』の最新刊読む。4巻の文化祭の話が神すぎたけど5巻もよかった。主人公が恋しても思いつめないバランス感がよき。

3月26日(金)
朝イチでZOOM打ち合わせ。5月にネットラジオで公開インタビューをすることになったため。人前でしゃべるのは超苦手なんだけど、尊敬する人に頼まれて光栄だったので受けた。打ち合わせでも「大丈夫ですよ〜」と本当に大丈夫そうに言われたので楽しみになった。主役と企画がしっかりしてれば、些末な部分はどうなっても面白くなるのかも。
そのあと図書館に資料を借りに行き、帰りにうどん屋さんでランチ。想像してたよりきれいでおいしいお店でいい気分。
午後からは企業のサイトの原稿。夕方には近所の公園を6キロほどランニング。夕食のあとはゲラチェック。
夜から『シング・ストリート 未来へのうた』を観た。抑圧されてるのが音楽で解放されていくの気持ちいい。兄が切ない。

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ランニングしてる公園の桜。

因果応報とドミノ

因果応報は慰めの言葉ではなく、ほぼ100%あることだと思う。
科学的根拠を証明できないだけで、「確からしい事実」じゃないだろうか。

なぜこのことを書こうと思ったかを説明する。

わたしは、恨むレベルで嫌いだった人を年1〜2回ぐらい検索してウォッチしている。笑
関わりがないため、現在進行形で嫌いというわけではない。特に理由はなく、「そういえばあの人いま何してるんだろ?」って感じで探してみる。
眠れない夜とか、酔っ払って帰ってきて何もやることない時とかに。

そして先日もいつも通り(?)、10年ほど前に関わりがあったある人のFacebookを見に行った。
そしたら、因果応報と言うには不謹慎なほど大きな不幸が起きていて、怖くなった。
不幸の内容は、人が1人死んでる事件というか事故で、その人は真相究明のために署名を集めたり、ブログに詳細な経緯を綴ったりしていた。
もうこういう検索するのはやめようと思うぐらい重い気持ちになった。
もちろん、わたしの因果のせいではないけれど……。

今回の話とはちょっと意味が違うけど、「風が吹けば桶屋が儲かる」ってよくできた例えだ。
世の中のことがらはぜんぶ複雑に連鎖し合っていると思う。誰もがその連鎖の末端にいて、繋がっているのに先のことはコントロールできない。
(先述のことも、わたしから見ると、その人のパーソナリティと事件がまったく関係ないとは思えなかった)

「自分で蒔いた種」と言うことがあるけど、この場合わたしのイメージでは種よりドミノのほうが近い。

真っ暗ななかで、自分のとなりにあるドミノをひとつ倒す。どんどん遠くまで広がって倒れていく音が聞こえる。倒れていくのを止めることはできない。どこまでいったかなと耳をすましているうちに音はこちらへ戻ってきて、倒したくなかった自分のドミノまで倒れている。気づいたときにはもう遅い。元はと言えば、さっき自分が倒したひとつめのドミノのせい。

そういうことあるんだな。自戒を込めて書いてみた。
誰も傷つけないことが無理だとするなら、せめて誠実な人でいなければ、、、と思った出来事だった。

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写真は本文と関係ない桃です。

自分の幸せは何かわりと早くわかった話と中庸について

気づいたことのメモ。

2019年から会社に通うのを辞めて、ひとりで過ごす時間が圧倒的に増えた。
時間だけでなく、仕事もひとりでやることが増えたので(その時々でチームはあるが、それをやるかどうかとか、判断をしていくのは自分)、内省することが以前より多くなったと思う。
さらにコロナで人と会わなくなり、自分に向き合う時間が多くなったし、家で過ごすことで今まで以上に生活に関心が向くようになった。

その結果、自分の幸せは何かわかるようになった気がする。笑
人生をかけて考え続けても答えの出ないことだと思ってたから、意外と早くわかったなぁって感じ。

自分にとっての幸せは、めちゃくちゃふつうの生活のことだと思う。
わたしがもし「幸せになりて〜」と叫んでいたら、下記のことだと思ってほしい。

生活面……ネコを飼う、三食それなりにおいしいものを食べる、料理以外の家事やりたくない、でもきれいな家で過ごす、いっぱい寝る、忙しくない状態、穏やかな状態
仕事面……ストレスにならない仕事をキャパ8〜9割でやる、会社に所属しないで自分で決めたことをやる
人間関係……仲がいい人とずっと仲良くいる、思ったことをそのまま話せるおしゃべり、新しい出会いや刺激はそんなに欲してない(でもイヤではない)、すごい人と知り合いになりたいという気持ちがない、嫌いな人と会わない
地位や名誉……いっしょに仕事した人に認められる、自分から目立ちにいくことはあまり好きではない
レジャー……年に2回ぐらい旅行する、しょっちゅう帰省する、週末は近所に出かけて映画を見たり食事をしたりする、公園が家の近くにある、月一で仲間と山に行く

具体的に書き出してみるとすごいふつう。
ふつうということはつまり、イヤなことがない状態ならわたしは幸せなのでは?と気がついた(まだ仮説)。
だから、「イヤな気持ちになる瞬間が1秒もない状態」を目指し、そこを判断基準にしてみているのが今。

少し話が変わる。
高校の倫理の授業で「中庸」という概念を習ったとき、超しっくりくるな〜と思った。
中庸の意味をざっくり説明すると、過小でも過大でもなく過不足のないことが最適であるという考え。
アリストテレスが言ってたこととして習ったけど、いま調べたら論語のなかにも同じ言葉があるらしい(そっちは知らない)。

で、わたしはいま中庸を選ぼうと努めているのだと思う。
アリストテレスっていいこと言うし、なんか気が合いそう。 

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本文とぜんぜん関係ないモロッコのネコ。

コロナ禍になってからまた小説が読めるようになり、アイドルを好きになった

忘れないうちに書いておく。

わたしは2016年ごろから2020年4月まで小説が読めなかった。
読むとしても再読か、資料として読むとか、そんな感じ。
読みたい気持ちはあるからたまに買ったりするのに、なぜか読み進められない、みたいな。
ただ、ビジネス書、エッセイ、ノンフィクションなどは読めた。
理由は不明。

少し話が変わる。
2018年夏、小説家の柳美里さんが経営する福島県の書店のトークイベントに行った(完全にプライベートで)。
佐伯一麦さんとの対談で、たしかお客さんで中沢けいさんもいらっしゃっていた。
事前に登壇者への質問が集められ、最後にいくつかの質問に答えられていた。その中にわたしの質問も選ばれた。
「ビジネス書などは読めるのに小説が読めないのですがどうしたらいいでしょうか。東京都在住32歳」
それに対し、3名のうちどなたが何と仰ったのか正確には覚えてないが、だいたい「東京に住んでるとそうなりますよね、気持ちはわかります、仕方ないのでは」といった答えを返してくれた。
わたしは「そうなんだ!」とむちゃくちゃ驚いた。小説家の方がそう考えるのが意外だったから。その答えをもらっただけでもはるばる来てよかったと思った。
率直に答えてもらったのが嬉しかったし、印象に残っている。

そしてコロナ禍の2020年4月頃からまた小説が読めるようになった。
暇で暇で仕方ないときに近所の小さな書店に行き、ふと手に取った森絵都の『みかづき』を書い、最後まで普通に読めた。

理由を自分なりに分析してみる。
コロナになりどこにも出かけず何もしないことが良しとされ、わたしはそれに居心地の良さを感じていた。
普段、充実した休日にしようとか、出かけて何か吸収しようとか無意識に思っていて、そうしていないと何となく置いていかれる気がしていた。
しかしコロナ禍では、ボーッとすること、頑張らないこと、成長しないこと、前に進まないこと、停滞していること、充実していないことが許されている感じがした。
よって、「めっちゃのんびりする」精神状態になることができ、それがきっかけで小説が読めるようになったのかなと思う。

思い返せば、2016〜2019年は、徒歩圏内に映画館や蔦屋書店があるエリアの狭いワンルームに住み、毎日虎ノ門に出社し、ウェブサイトの記事作成に追われて生きていた(それはそれで充実してて楽しかった)。
そんな生活してたら、のんびり小説を読む気分にはならないかも、と今は思う。
でも、その生活も全然否定しないし、「刺激ある毎日で面白いんだよね」と肯定的に捉えてる。

そんなわけで(?)、今は今村夏子さんにハマっている。あと2〜3冊で今村さん作品を全部読み終わってしまうのでさみしい。

そして、今までになかったことなんだけど韓国アイドルにもハマり出した。
昨年末に友達に見せてもらったYoutubeがきっかけで、BTSが好きになった。かわいさとセクシーさが共存してて、おしゃれなところにやられた。
SNSを追い、Youtubeを見て、Weverseに課金しているので、やることが多い。
疲れた日の夜はYouTubeのおすすめ動画を流してボーッと見てる(プレミアム会員なのでエンドレスで流れ続ける)し、購入したライブ動画は繰り返し観ている。
今までなら絶対にありえなかった。そんなことしてたら「おい、この時間何なんだ?」と思ってた(笑)。

でも、こういうことができる人間になれて、自分的には本当によかったと思う。
成長しなくていいやと思うことで楽しみが生まれた感じがする。

Life Goes On

Life Goes On

ネコの結膜炎、治るまでの症状の経過

ネットで調べて結膜炎の情報は出てくるものの、治るまでどういう経過を辿るのかの情報があまりなかったので、自分で記録しておこうと思います。
あくまでも我が家の場合です。人間の心情も交えて書きます(笑)。

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ネコについて
雑種の保護ネコ、メス、3歳、体重5kg(デブではなくただでかい)


1月16日(1日目)
【症状】左目から涙
【処方された薬】ティアローズ(非ステロイド

ネコの左目から涙が出ていることに気付く。
ネットで調べてみたところ、結膜炎か角膜炎っぽい。
すぐ病院に連れて行く。

診断は、たぶん結膜炎とのこと。
以前から、このネコはちょっと斜視っぽくなることがあって、たまに左目だけ瞑り気味になると先生に伝えた。
先生の推測では、この子は多頭飼い崩壊からの保護ネコなので、保護される前に小児性の結膜炎になっていて、その時の影響で左目が弱いのかも、とのこと。今回結膜炎になったのは偶然ですね、と言っていた。

ティアローズという目薬を3日分処方される。
1日5〜6回点眼することに。
このまま治れば、もう病院には来なくていいとのこと。

目薬をするのに一苦労。
私が「自然界に抱っこはないし」と思って今まであまり抱っこをしなかったせいで、このネコは人に抱え込まれるのが嫌い。しかも大きくて力が強い(動物病院の看護師さんにもよく言われる……)。
Youtubeでネコに目薬をする動画を見まくり、タオルを使ってみたりしたが、どうしても同じようにできない。
1回あたり15分ぐらいかけて、なんとか言われた回数をこなす。


1月17日(2日目)
【症状】左目から涙、頻繁なくしゃみ、鼻水(透明)、食欲減退、元気がない

ずっと布団の中にいて出てこない。
たまに出てきたかと思うと、くしゃみをしまくる。

いつも自動給餌器からエサが出てくると飛びついて食べるのに、食いつかないまま放置されている。
ちゅーるや、人間でも食べられそうなぐらい美味しい匂いのウエットフードなどあげてみる。

元気がないのに、目薬をさすときは力一杯いやがる。
抱え込むことはできても、少し上を向かせるのが難しい。
そしてその後ぐったりしている。かわいそう。


1月18日(3日目)
【症状】昨日と同じ
【処方された薬】ステロップ(ステロイド剤)

症状がひどくなっているので、もう一度病院に連れて行く。
お医者さんによると、結膜炎もくしゃみも、ヘルペスウイルスが原因だろうとのこと。ネコによくあるウイルスらしい。
前回の薬は、効かなかったというよりも、悪化するスピードに薬の効果が間に合わなかったのだと推測されていた。
目に傷がなければ、ステロイドを使って良いとのことで(傷があるとしみて痛くて悪化する)、ステロイド剤の目薬を処方してもらう。点眼は1日2回に減ってホッとする。
また3日後に来てと言われる。

最初の診療のときに、「うちはステロイドでもお医者さんから処方されたものなら抵抗ありませんよ」とアピールしておけばよかったかなとちょっと思った。
ネコの結膜炎の治療は、とりあえず非ステロイド→からのステロイド、と段階が決まっているのだろうか。

目薬のさし方を試行錯誤した結果、下記のようになった。
・一人目がネコを後ろからホールド
 ↓
・二人目がちゅーるをあげて、少し上を向かせる
 ↓
・一人目が顎とおでこを押さえて目薬をさす
つまりちゅーるを食べてる最中に目薬する作戦。

それから、お医者さんから「目薬したあと、なるべく目をこすらないように、遊ぶなどして気をそらしてあげて」と言われたけど、あまりできなかった。
うちのネコはこちらの目論見通りに動いてくれない。。


1月19日(4日目)
【症状】昨日と同じで、全体的に少しよくなっている

相変わらずふとんから出てこないけど、くしゃみはだいぶ減った。
右目も涙目になっていたので、1回だけ目薬をさしておいた。


1月20日(5日目)
【症状】昨日と同じ症状が、全体的にだいぶよくなる

目薬にもなれてきた(人間が)。


1月21日(6日目)
【症状】ほぼ治ってきた  

突然めちゃくちゃ元気になり、いつものように走り回っている。
くしゃみと鼻水がたまに出る程度で、あとはいつも通り。

病院に行くべきか電話して聞いてみる。
あと3〜4日はステロップを使い続けて、その後症状が出なければもう病院に来なくていいと言われた。
ちなみにティアローズはもういらないという。

ーーー
以上です。
もうしばらく目薬をしなくちゃいけないので、ネコの結膜炎は完治まで10日ぐらいが目安なのかもしれない。

気になったのが、動物に与える薬の場合は、副作用ってあまり気にしないのだろうか(聞いたら教えてくれたと思うけど、忘れてた)。
人間だったら「眠くなる」が副作用だけど、ネコならいつ眠くなっても問題ないから副作用にカウントしない、みたいな感じなのかな……?

また何かあったら追記します。

仲が悪い同居猫への、我が家なりの対処法

うちには白と黒のネコがいて、とても仲が悪い。

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白いネコ3歳メス

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黒いネコ4歳メス

顔を合わせると、黒は白をシャーシャー威嚇し、白は無言で黒に飛びかかる。
昨年3月から一緒に暮らし始めて、もうすぐ1年になるのに、ずっとこの調子。
放っておいてみたこともあるが、ケンカして白の顔に傷ができたり、おどろいて黒がおしっこをまき散らしたりするので、2匹が顔を合わせた時には人間が必ず仲裁していた。
基本的にはいつも、2匹を会わせないように、全部で3部屋あるそれぞれのドアは必ず閉めるようにしている。

困るのは、人間と同じ部屋にいられないほうのネコが、ドアの前で「わたしも入れて~」と騒ぐこと。
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放っておくと30分ぐらい平気で鳴き続けるので、申し訳ない気持ちになり、最後は人間が折れる

大きな声や甘えた声など、ありとあらゆる声を駆使してくる。どうしても人間と同じ空間にいたいらしい。
ネコ2匹と人間が同じ部屋にいられるようになったら、この問題は解決するのに……。
だから、2匹が仲良くならなくても、せめてケンカしないようになってほしいと思っていた。

以前、ワクチン接種をしに行ったときに、この件を動物病院の先生に相談してみたことがある。
↓この記事にも書いた。
7月8日(水)と9日(木)の日記 - 小日記

その先生によると、2匹がケンカしないようになるには、
・精神が安定するアロマをたく
・行動療法(つまりしつけ)をする
という提案があった。これぐらいしか打つ手はないという感じだった。
それを聞いたわたしは、素人ながら「ネコってしつけられるものなのか?」と疑問を持ち、あまり参考にしなかった。

そして今日。
白の左目から涙が出るようになってしまい、別の病院に連れて行った。
病名はおそらく結膜炎で、3日分の目薬を処方された。
以前から、白の目はちょっと斜視っぽくなることがあって、たまに左目だけ瞑り気味になると先生に伝えた。
先生の推測では、白は多頭飼い崩壊からの保護ネコなので、保護される前に小児性の結膜炎になっていて、その時の影響で左目が弱いのかも、とのこと。今回結膜炎になったのは偶然ですね、と言っていた。

話を戻す。
この先生にも、ネコの仲が悪いことを相談してみた。そしてこのようなやり取りがあった。
先生「白は黒をかなり追い詰めますか?」
私「追いかけますが、追い詰めるって感じではないです」
先生「攻撃しますか」
私「追いかけるのが主です」
先生「ネコがそれぞれ逃げられる場所はありますか」
私「3部屋あるので、あります」
先生「トイレは何個ありますか」
私「3つです」

最終的に先生は「ちょっと放っておいてみてください」とアドバイスしてくれた。
理由は下記。
・ネコは社会性のある生き物なので、嫌いなりに程よい距離感を見つける
・子ども同士のケンカに親が介入するとこじれるように、ネコ同士のケンカに人間が介入すると、ネコが相手との距離感がつかめず混乱してしまう(人間が弱い方を助けてしまうので)
・最初は顔や耳に軽くケガをするかもしれないけど、すぐ治るので根気強く放っておいて

なんだかすごく納得感があった。
自分の言われたい事をお医者さんが言ってくれたから納得しただけかもしれないけど。
とりあえず言う通りにしてみようと思った。

ちなみに、今回行った病院は、小笠原諸島の野良ネコを引き取って、里親募集をしている。
だからかは分からないが、本来のネコの習性についても知識のある先生なのだろうか。
以前行った病院の先生の言うことも間違ってはいないだろうけど、病理学と生理学の違いのような、獣医さんにも得意分野があるのかもしれない。

そんなわけで、2匹のネコが顔を合わせても気にせずに、放っておくことにした。
ネコを部屋から出すときに、「あれ、いま黒はどこにいたっけ? リビングのドア閉めたっけ?」とか考えなくてすむようになるのはうれしい。
どうなったかは、後日にまた書こうと思います。