カンボジア旅行1日目―一ノ瀬泰造のレストランとラピュタ
旅行の予定はいつも絶妙なタイミングでやってくる。自分で予約しているんだけども。
考えなくちゃいけないことがあるときに、ちょうど旅行のタイミングとかぶることが多い。そのことで頭がいっぱいだから心から旅行を楽しめない気もするし、そのことについてゆっくり考えるいい機会な気もする。
まぁ、今は建設的に考えられる悩みしかないから、まだマシなほうかも。
行ってきまーす!
0時羽田発の飛行機に乗り、バンコクのスワンナプーム空港着。そこで2時間のトランジット。
ささっと乗り換えて1時間ほどでシェムリアップへ。到着時刻は朝の9時。
派手な飛行機だった。
空港からホテルまでは送迎を予約しておいた。ホテルのある市街までは1時間ほど。こちらの専用のリムジン(トゥクトゥク)でまいります。
1泊目だけ予約をとっておいたホテルに到着。
宿を事前に予約してしまうと、そこに行動が縛られてしまう。それがイヤで、1泊分しか予約しなかった。
荷物を置いて、ひとまず昼食へ。
報道写真家・一ノ瀬泰造の著書『地雷を踏んだらサヨウナラ』に出てくるマダムのレストラン「バンテアイ・スレイ」に行ったよ!
ソムロー・プラハという魚のスープをいただく。さつまいもたっぷり。
サービスで、かぼちゃともち米(?)とココナツでできたおもちのようなデザートをいただいた。カンボジア人も“芝居・蒟蒻・芋・南瓜”が好きなのかしら。
一ノ瀬泰造の写真の展示もあった。
この切ない表情の写真は、「昨晩水くみに行って帰ってこない兄を心配する少女」だそう。
デザートを食べながらガイドブックで色々調べ、今回の旅行ではシェムリアップだけ観光することにする。プノンペンに行くのはまた今度。今回は4日間しかないので、移動時間がかかってもったいなさそうだから。
ホテルに戻って、周辺を散歩する。
読書中。
編み物中。
子ども。
さて今日は、ベン・メリアというラピュタの舞台になっていると噂の遺跡を見に行く。
アユタヤ遺跡などもそうですが、遺跡と自然のダイナミックなコラボが大好きなので、楽しみ。
天気も良いし、時間がかかるけどトゥクトゥクで行く。
ベトナムでよく見た、家族を乗せて走る原チャリはカンボジアでも見られる。
こういう、好きな人と体を寄せ合ってバイクに乗っている姿って大好き。
こんなアジアのバイクの写真集があったら買うのにな。てか、自分でちまちま撮りためようかな。
そして、4年前も似たようなこと書いてた⇒ 7/13 ベトナム - 小日記 好きなもの変わらなすぎ。
2時間ほどでベン・メリアに到着。
排ガスと砂ぼこりと汗で髪の毛がバリバリになっていた。
入り口のところで、ピクニックをしているご家族を発見。
ピクニックを横目に進んでいくと、さっそく、バルスされた後っぽい遺跡がある。
大迫力。
これはラピュタの木っぽい。
岩の上を飛んだり跳ねたりしながら探検します。
こんなところを通ったり。
こんなところを潜り抜けたり。
探検家気分であります。
このあたりとか、バルス感がすごい。
雪崩のような岩。
岩の模様が残っている。
これとか、巨神兵のモデルだったりして。
足。
観光客もちらほら。
↓これ着てる人、スリランカの寺院でも見たぞ。けっこうどこの国にもいるのかな?
やんちゃそう。かわいい。
小さなガイドさん。
ポーズが素敵です。
ガイドさん。
現地でのガイドさん選びには慎重になる。
というのも、以前、インドのオールドデリーのジャマ―・マスジットに行ったときに、「よかったら案内するよ」とインド人に声をかけられ、ガイドの免許証を見せられて、建物に人もいっぱいいるし安全だろうと判断してついていったら、敷地の端っこに案内されたときに金を巻き上げられたことがあるから……こわかった~。
こんな感じで、2時間かけて一通り見終わり、くたくたになった。なんてったって、今日のシェムリアップの気温は35度。
このおばちゃんからアイスを買って食べました。
ココナツ味。リムジンの中でいただきます。
このあと、なーにもないところにサンセットを見に行った。
田園風景が広がる場所。
泥で遊ぶ男の子。
働き者の男の子。
17時半頃から空があかく染まりはじめる。
太陽は肉眼で見ると、真っ赤に濃いピンクと紫を混ぜたような不思議な色だった。
ここから1時間かけて、宿に戻る。
夕食はこの屋台で簡単に済ませた。
デーブルには調味料がいっぱい。お好みの味にできるよ。
ポークのフライドライス、2ドル。
美味しかった。満足してホテルに戻る。
シェムリアップの夜は、昼の暑さの名残のある風が心地いい。今からベランダでビールを飲むつもり。
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