小日記

日々のちょっとしたこと

徒然なるままに言い訳

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4月に登記をした。
理由は「会社辞めてどうしよ。個人事業主にも法人にもこだわりないし、どちらにも大きなメリットもデメリットもなさそうだし、自分は意志が継続しないからプレッシャーかけたほうがいいだろうし、人にも勧められたし、乗っかってみよう」という、固い決意や熱い野心があるわけではなく(頑張る気持ちはすごくあるものの)……。日本で一番ゆるふわ〜っと登記したと思う。

それでも一応、お名前だけ「社長」になったわけで、そのことがなぜか超恥ずかしくてあまり人に言えない。
法人化した覚えはあるけれど、社長になった覚えはない。人を雇うつもりないし、ずっと自分の手のとどく範囲のことをしていたいと思ってるし。ほらね、社長っぽくないでしょ。

「法人化した」「登記した」だったら、誰にでもできる手続きって感じがする(実際本当に誰でもできる)ので、言えるのです。
しかし、「会社作った」「代表取締役になった」「CEOです」って言うと、まるでエライ人のようだ。

たぶん世の中の社長には、「会社を作るぞ」と高い志を持ってなった人と、ただ法人化しただけの人と、2種類いると思う。
Facebookの肩書きに、代表取締役とかCEOと書いてある若い方を見ると尊敬してしまう。同じ手続きをしてるはずなのに、わたしとは違う「本物の社長だ」と思う。

目下の悩みが2つある。

①法務局に手続きをしに行くと「社内のわかる人に電話で聞いてくれるかな?」と必ず言われること。

②一応名刺を作ったのだけど(キンコーズみたいなところで)、例によって肩書きを「代表取締役」とかにできず、精一杯の気持ちで「代表・(職種)」と書いたら、「代表って書いてあると、団体みたいで会社っぽくない。怪しいよ」と友人の間で不評なこと。

謙遜し過ぎは良くないって知ってる。なのに、言い訳せずにはいられないこの気持ち、何なんだ。