プサン旅行４日目―独立記念日と太宗台（テジョンデ）
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本日も釜山は晴天。
ホテルの近くで何やら音がするので行ってみた。
今日は光復節（独立記念日）なので、それの式典のよう。
ステージでダンスを踊る大人たち。
↓こちら、写真からは想像できないと思いますが、ブラック・アイド・ピーズの曲に合わせて踊ってます。かわいい。
客席には親御さんかな？
偉い人が出てきて撮影会。
報道カメラマンたち。
このあとは街を歩くのでしょうか。
わたしは右でも左でも嫌韓でも何でもないですが、こういったイベントをたまたま見て、韓国の歴史を知ってみたいなーと思ったので、遭遇できてよかったかも。イベントの名目は堅いにも関わらず、みんな楽しそうなのが印象的だった。
さて、遅朝ごはんを食べに出かけます。プサン名物あわび粥。
おいしかったー。
今日は太宗台（テジョンデ）という、海のそばにある展望台に行ってみる。日差しが強く暑いので、昼時の外出は避ける作戦で昨日まで行動していましたが、今日は曇ってきたので早々に出かけます。
バスで30分くらいで到着。
森林浴をしながら、まずは遊覧船乗り場を目指す。
遊覧船のチケットを買って列に並んでいると、英語が話せる韓国人が話しかけてくれて、おしゃべりした。男女２対２の彼らは、大学のときの同級生４人で、ソウルの近くの街から遊びに来ているらしい。
並びながらおしゃべりしていたら雨が降ってきた。そのままキャーキャー言いながら遊覧船で出発！
土砂降りになってきて、雨が斜めに降っております。まるで難破船。
展望台も、ぼんやり見える程度……。
遊覧船を降り、土砂降りの雨に心が折れ、展望台を目指すのは諦めて帰ることにした。
この話しかけてくれた４人組が超親切で、遊覧船のなかで雨に濡れない席をわたしに譲ってくれたり、公園の入口行きの送迎バスの列に雨の中並んでくれたりした。至れり尽くせりで感激。そしてなんと帰りは、わたしのホテルの最寄り駅まで車で送ってくれた。
今回の旅行中、例えばバスの行き先を知りたくて道行く人に尋ねても、「ノーノー」と言われるばかりだったので（多分英語がわからないということなんだと思う）、この親切っぷりには本当に感動。
わたしも英語は得意ではないが、日本で困っている外国人がいたら積極的に助けてあげようマジで、と思いました。
帰りの車での会話が楽しかった。一部忘れないようにメモ。
（４人と話したけど、わかりやすいように２人の会話のように書きます）
JINさんたち「ディズニーランドって楽しい？」
わたし「楽しいけど、行列がすごい長い。ジェットコースターに乗るために２～３時間並ぶよ」
J「げぇ！ じゃあ、ディズニーランドの他に、日本の見る価値のあるものを何かをオススメして」
わ「うーん……アニメーションかなぁ」
J「アニメーション！犬夜叉大好き！」
わ「犬夜叉知ってるのwww」
J「あとはポケモン、ドラゴンボール、ワンピース、セーラームーン……」
わ「セーラームーン人気なんだね。わたしも大好き」
J「セーラームーンとウエディングピーチが人気だよ」
わ「ウエディングピーチピーチ？？？」
J「知らない？コレ」
と言って見せてくれたのがこちら。
わ「知ってる！ これが人気なんだ〜ウケる」
J「女の子アニメの人気No. 1は、セーラームーンかウエディングピーチだよ。僅差でセーラームーンが勝ってるかな」
わ「ウエディングピーチすごいね」
J「仕事はエディターなんでしょ。なるの大変じゃなかった？」
わ「大変だったよ。就活の時は出版社だけで30～40社ぐらい受けたと思う」
J「韓国も出版系はむずかしいよ。ていうか、就活そのものが大変。わたしは100社ぐらい受けたよ……」
わ「韓国もそうなんだね～日本もそうだよ」
J「（運転してる彼を茶化して）この"ドライバーさん"は、３〜4社しか受けてないのにすぐ決まったんだよ。クールでしょ」
みたいな、朝井リョウの『何者』に出てきそうな話をしたところで駅に到着。多大な感謝を伝えて別れる。
この人たちと一緒じゃなかったら、土砂降りの遊覧船を楽しめなかっただろうなー。
ホテルの近くに着いてもまだ土砂降り。
夜は、ついに焼肉を食べた。１～２日目の日記に書いた通り、やっぱり２人前以上でないと注文できないお店ばかりなのだけど、200ｇぐらいなら頑張って食べられるかなーと思ってチャレンジ。
美味しかったー。満腹になりました。
アイスを買って帰宅。
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