小日記

日々のちょっとしたこと

粗野な振る舞い

今日はイヤなことがあった日記でスミマセン。

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先日入った韓国料理屋で、同席した人が大声で韓国人の悪口を言い出した。小さい店内にお客さんは私たちだけ、店員さんは韓国人のたぶんご夫婦。
終わらない偏見の嵐にわたしは居た堪れない気持ちになって、トイレに行く途中で店の奥さんに「ごめんね」と小声で言うと、彼女は意味を察して「大丈夫」と言って困ったような笑顔を見せた。厨房の奥では、旦那さんがそれと同じ種類の笑顔でわたしを見てた。

大人になって、関わる人をある程度は選択できるようになってすごく生きやすいと思っていたのだけど、事故に遭うように粗野な人に遭遇して、小学校低学年の頃を思い出した。やられたらやり返せの精神を持ちつつコミュニケーションを取っていくのは、わたしにとっては非常にハードなことに感じる。山で会う先生は、「デリカシーのない大人に遭遇するのは、人生の勉強をしているということなんだよ」と言うけれど。

そのことを友だちに話していたら「そんなことであなたが心を傷めるのはバカらしい、土日はボーッとすごしたらいいよ」と言われたので、明日は仕事の合間に映画でも見に行こうと思います。