小日記

日々のちょっとしたこと

息抜きに映画『聲の形』を観てきた

「忙しいけど外出したいし人に会いたい」

とお友達に連絡をし、映画を観に行った。『聲の形』。

映画館では、大人なのでプレミアムポップコーンを購入。映画館っぽいポップコーンを期待して買ったのにちがう感じのがきたよ。
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これを食べながらだらだら雑談。爽やかな作品の上映前だというのに、最近のわたしのホットトピック「配偶者控除が廃止されると思ったら次は夫婦控除ができる件」について、

それが当然の流れだってわかってる、わかってるよ
独身が税で優遇されることなんて私が生きているうちはないだろう
将来もし独身税とかができるようなことがあったら泣きたい

と悲観的なことをつらつら話していたら、
友人は株をやる人なので「働く人が増えて人口が増えて、経済が元気になって株価も上がったら嬉しいけどねぇ」と言っていて、なるほどなぁと思った。


映画はめっちゃ面白かった。先に原作を読んでいてこのお話が大好きなので、ひいき目もあるかもしれませんが……

・西宮さんの喋り方で萌えさせることもできたと思うんだけど、リアルな感じだったので、誠実さを感じた。

・音楽が素敵だった。牛尾憲輔が担当してるんだね。

・映画を観てからマンガを読むのがよさそう。2~3巻ぐらいまで読んでから映画、というのでもよさそう。

・原作のどこを削って2時間におさめるかについて、何度も会議を重ねただろうな……と想像して気が遠くなった

・一緒に見たお友だちは原作を読んでおらず、「劇場版AKIRA並みの詰め込みを感じたので原作が読みたくなる」と言っていた。確かに、ゆずるのばあちゃんの唐突感は劇場版AKIRAのミヤコ様に通ずるものがあった。

・川井さんのキャラクターが気持ち悪いのですが(平たく言うと偽善者)、最後の千羽鶴のシーンで、その偽善も前向きに回収されていて、作品の優しさを感じた。

あのあと(なぜ西宮さんは石田くんを許せたのか - 小日記)全巻読みきったのだけど、内容というか密度がすごい濃かった。『範馬刃牙』だったら100巻分は描けそうなぐらいの。だから原作ファンは物足りないと思うかも。でもわたしはこの映画のほうも大好きな感じでした。

それにしても、忙しいときに遊んでくれる人はありがたいな。
1時間だけお茶とか、途中参加・途中退場オッケーの飲みとか、サクッとランチとか映画とか。