小日記

日々のちょっとしたこと

今日読んだ本2冊

今日は21時前に帰宅して自宅仕事もなかったので本を読んだ。


A子さんの恋人 3巻

A子さんの恋人 3巻 (ビームコミックス)

A子さんの恋人 3巻 (ビームコミックス)

すごく面白かった。
1,2巻は「みんな超キュート!」と思って夢中で読んでいたが、3巻はそれに加え切ない話だった。
あと1〜2冊で終わりそうな雰囲気だけれどずっと続いてほしい。


泣かない女はいない

泣かない女はいない (河出文庫)

泣かない女はいない (河出文庫)

再々々読、ぐらい。買うの何冊目だろう…。

自分がへこたれている瞬間に愛すべき人間がなんの悲しみもなく過ごしているというのは、すごく安心することなんだと思った(四郎、あなたもそう思ってくれる)。

何度読んでもこのセリフとこのシーンが大好きだなー。

睦美が四郎に別れを告げたことが、少し読み進めないとわからない。
それが、堀辰雄風立ちぬ』の「死のかげの谷」を少し読み進めないと節子が死んだことがわからない感じに、似ている……わけではないけれど、なんとなくいつもそれを思い出す。
(そういえばジブリの『風立ちぬ』では節子ではなく菜穂子のほうになっているなと今気がついた)


そんなつもりじゃなかったのに、たまたま2冊とも切ない話だったよ。