小日記

日々のちょっとしたこと

スベらない話

「〇〇保育園の近く」と言えば「△△幼稚園の近く」へ連れて行かれ、「図書館」と言えば「資料館」の前で降ろされる。もちろんカーナビなんて搭載されていないし、もし搭載されても使わなそう。
これが田舎のタクシー事情。
電波状況が悪く自分が持っているWi-Fiは入らないから、Googleマップも頼れない。間違えずにまっすぐ目的地へ行く方法はないのである。

田舎の人は優しいとか寛容と言われるけれど、寛容にならざるを得なくてそうなっているのでは?なんて思いながら、友達のお墓まいりへ。

タクシーの運転手さんとの格闘の様子を心の中で報告し、なんか笑って聞いてくれてそうと思ったら、イライラしてた気持ちが消える。
また会えたとき、自分に起きた色んなことをスベらない話みたく面白おかしく話すから、それを聞いて早くこの世を去ったことを後悔するんじゃなくて、わたしの言葉で笑ってほしいな。
久しぶりに会う友達との飲み会みたいに、「話すネタいっぱい引っさげて来たよ」とか言ってニヤニヤふざけながら再会したいな。