スリランカ旅行15日目・ヌワラエリヤ→エッラ
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おはようございます。
一昨日からヌワラエリヤに滞在していて、今日はエッラに移動する。
朝9時に起床し、ホテルで朝ごはん。
フルーツが盛りだくさんのブッフェだった。
ホテルを出発する時間まで読書。
- 作者: 又吉直樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/05/11
- メディア: 単行本
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主人公・永田が究極のダメ男。
だけど、決して嫌いにはなれなかった。
恋愛小説ですが、恋愛以外の、永田自身の葛藤の描写がすごく良いなと思った。
同年代の同業者の成功に対して嫉妬し、自分の才能の無さを受け入れられずに揺れ動く。
妙にスッキリしない終わり方も好みだった。
さて、11時半にホテルを出て、トゥクトゥクで駅に向かう。
途中、茶摘みをする人々が見られた。
日本からのおさがりを発見。
12時に、ヌワラエリヤ市内に最も近い駅、ナーヌ・オヤ駅に到着。
これが時刻表。
切符を買い、12:45発の電車を待つ。
しかし、予定の時刻を過ぎても来る気配なし。
フランス人のおじさま二人組と、彼らのガイドであるスリランカ人のお兄さんとしばし談笑。
フランス人のおじさま二人はもう仕事をリタイアし、スリランカに休暇に来たのだそう。
「もうシニアだから」と若々しく笑い、「海沿いに行ってのんびりするよ」とのことだった。
1時間も遅れて電車が到着。
並ばずに、みんな電車のドアに突っ込んで行く(笑)。
フランス人のおじさまとスリランカ人のガイドさんが、わたしのスーツケースを持つなどして乗車を手伝ってくれた。
電車は、超満員! もちろん座れない。
でも、ラッキーなことに、車窓ではなくドアからの景色を楽しめる場所に立てた。
大自然。
滝も見られた。
停車駅ごとにさらに混んで行く車内。
車両の奥に行くと、日本人の女の子を発見。
なんと彼女もひとり旅をしているとのこと。
年齢を聞いたら23歳と若かった。
久しぶりの日本語の会話にうれしくなる。
あと、横須賀の米軍基地で働いていたことがあるという日本語ペラペラのスリランカ人のおじさんもいた。
満員電車だったけれど、乗ってる人みんな和気藹々として「どこから来たのー?」「スリランカには何日いるのー?」「写真撮ってー」などと知らない人同士で会話をして過ごし、とても楽しかった。
3時間ほどしてエッラの駅に到着。
この街は、欧米からの観光客に人気だそう。
まずは駅からホテルに向かう。
エッラで滞在するホテルは、キャンディで紅茶工場までのドライバーを務めてくれたDさんに予約をお願いした。
この記事の→スリランカ旅行13日目・ヌワラエリヤ - 小日記
このとき、柴田理恵さん(ぽい雰囲気のオーストラリア人の女性)がめちゃくちゃ明るい人だったおかげで、3人で仲良くなったのだった。
それで、わたしとドライバーのDさんはFacebookで繋がり、連絡を取り合って、エッラのおすすめホテルを予約してもらったというわけ。
ホテルのレストランからの眺め。
最高。
ウェルカムドリンク。
ウェルカム犬。
早くもエッラを気に入ってしまった。
エッラには2泊の予定だったが、3泊しようか迷う。
「地球の歩き方」によると、これといった見所はあまりなさそうだけれど、現地の観光案内を見てみると意外と楽しめそうな予感。
また、タイのプーケットのような雰囲気で、穏やかな空気が流れているのも良い。
ちょっと考えつつ、昼ごはん代わりの早めの夕食に出かける。
レストランでスリランカカレー。美味しい。
黙々と食べていると、「ヘーイ!」と話しかけられた。
顔を上げると、なんと、先述の柴田理恵さんがいるではありませんか!
エッラに行くとは言っていたけれど、まさか再会できるとは。
可笑しすぎて、爆笑しながら「いつ来たのー」「さっき!」なんて話してひとしきり盛り上がる。
食べ終わった頃には、外が薄暗くなっていたのでホテルに戻る。
市内は夜の雰囲気も楽しそうだったので後ろ髪引かれつつも、今日はまだ初日だから、いつも通り暗くなる前に帰ろう。
今日は、スリランカの現地の人というよりも、観光客に元気をもらった日だった。
そういえばわたしは、田舎の観光地の生まれだ。
何か共通する雰囲気がある気がする。
だから、こういう場所がどうしようもなく好きなのかも。
ホテルのレストランで夜風に当たりながらこれを書いて、今からお酒でも飲むかどうか考え中。