スリランカ旅行18日目・エッラ→ティッサマハーラーマ
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おはようございます。
今日はエッラからティッサマハーラーマ(略してティッサ)に移動する。
のんびりと9時起床。
のんびりと朝食。
のんびりとチェックアウトの準備をして、11時半にホテルを後にする。
妊娠中の犬。
数日後には産まれるだろうとのこと。
元気な子を産んでね。
パパになる犬。かわいい。
エッラのバスターミナルで、ティッサ行きのバスに乗り込む。
「パネガマワのジャンクションで降りたい」とバスのもぎりに伝える。
このように伝えるといつも、もぎりの人が「次が降りるバス停だよ」などと教えてくれる。
自分でも、到着時刻を調べておいて、そろそろかなと思ったら周りの人に聞くようにしている。
しかし今日は、乗り過ごしてしまった。
予想よりも30分以上早く到着していたうえに、もぎりの人がわたしに降りる場所を教えるのを忘れていたのだ。
ティッサのバスターミナルから、トゥクトゥクでパネガマワのジャンクションまで戻る。
戻った先で、ここティッサで泊まるホテルのオーナー・Cさんが待っていてくれた。
このホテル選びと予約も、エッラ同様、キャンディで知り合ったドライバー・Tさんにお願いしたのだ。
ウェルカムドリンクをいただきます。
ホテルのテラスからの眺め。
田んぼが広がっていてのどか……。
「これは宮城県石巻の田んぼの写真です」とか言っても分からなそう。
ホテルのレストランで、遅いランチ。
チキンのフライドライスと、デザートのバナナ。
食べ終わって日差しが落ち着くのを待ってから、湖を見にバイクで連れ出してもらった。
のどかな風景が広がる。
近くの寺院に立ち寄ってみる。
花はその辺の植木から摘むスタイルらしい。
ここのブッダの背後の絵画は、鳥や草木などの自然が多いのが印象的だった。
この辺りは湖が多いらしく、順番に見て回った。
つぎに、水浴びをしている人もいた、ティッサ湖。
湖沿いの木には、大量のコウモリが!
最後に、静かに釣りを楽しむ人がいた、デバラウェワ湖。
網漁も。
きれいなサンセット。
ティッサは「近くにサファリがあるだけで、その他は見所が何もない」と聞いていたが、とても良いところじゃないか。
ていうかわたしは、何もないところが好きなんだ。
夕日を見ながらCさんとおしゃべり。
今回宿泊するホテルを営むCさんは、以前はコロンボで働いていたそう。
しかし都会の生活に嫌気がさし、10年前からここティッサに移り住んで、ホテルを経営している。
来週には人通りの多い場所にレストランをオープンさせるとのこと。
Cさん曰く「都会の人は忙しそうに怖い顔をして歩いている、しかしここティッサの人はみんな笑顔」。
確かにその通りで、素敵な場所である。
しかしそれにしても、都会と比較して田舎の良さを語るときには、世界(?)津々浦々どこでも似たようなことを言うものだなぁと思った。
夕日が全て落ちる前に、ホテルに戻ることに。
バイクの後ろで風にあたりながら夕日をずっと眺めていると、太陽の丸が空に開いた穴のように見えた。
田園に囲まれて、ここがどこだか分からなくなりそう。
エッラで泊まったホテルの犬が出産するのも、Cさんのレストランがオープンするのももうすぐなのに、そのときわたしはそこにいない。
いまわたしは休暇を取っていて、ただの旅行中なのだと思い出し、「帰る」ということを意識した。