小日記

日々のちょっとしたこと

自分をアピールするのが苦手なままでもいいのかもしれない

わたしはリーマンショック後に就活をした氷河期の世代。
もともと人前でしゃべるのが極端に苦手なので、面接で自分をアピールするなんてムリだった。当然何社も落ちまくり、二度と就活なんてしたくないと思ってる。

自己PRに対して苦手意識を持ったまま三十歳を過ぎたわけだけど、もしかしてこのままでもいいんじゃないか?と最近思い始めている。
「自己PRが苦手=致命的短所」と思っていたしコンプレックスでもあったので、最近のこの気付きは、価値観がひっくり返るぐらいの感覚。

なぜ「苦手なままでもいいのかも」と思い始めたかと言うと、短所を長所として見てくれた周囲の人たちの言葉のおかげです。
「謙虚ですよね」「グイグイ行かないところがいい」「きみは控えめだから〇〇が合ってるよ(と仕事を紹介してもらう)」「静かで芯がある」などなど。
これを読んでる仲良い友達は「静かではないだろ」と思うでしょうね……。
自慢みたいになっちゃったけど、言われるたびに短所が裏返っていくようで、毎度「そうなの!?」と目からウロコが落ちています。

そんなわけなので、就活では自己アピール力が絶対必要だと思うけど、苦手なら苦手なままでもいいのかも。むしろそのほうが、自然と相性の良い人や居心地のいい場所が見つかるかもしれないなぁという気もする。
人の特徴は表裏一体だから、誰しも変わる必要なんてないのかもね……とか、大げさにも思ってしまいました。