小日記

日々のちょっとしたこと

4年目にしてようやく、法人化はオススメな気がしてきた

第三期(2019年3月まで)の決算が大赤字になりました。
赤字だからといって生活が苦しいとかはなく、期のはじめに決める役員報酬を、高く設定してしまったのです。(そのぶんの社会保険料をたっぷり払っています)

それで、今回はじめて欠損金を来期に繰り越すことになりました。
欠損金の繰越については賛否両論ありますが、あくまでもわたし個人としては、一人でやってるような小さい会社にとってありがたい制度だとは思います。

今まで、数々の人から「法人にしたほうがいいんですか?」と聞かれてきました。
そういうときは正直に、「分かりません、どちらでもいいんじゃないですかね」と言っていました。
どっちのほうがいいか本当に分からなかったし、法人にしてよかったという実感がなかったからです。

しかし今回、欠損金繰越をすることにして、はじめて法人にしたメリットを享受した気がしました。

それで思ったのが、「生活費を稼ぐので精一杯」というのでなければ、個人事業主は法人になったほうがいいんじゃないかな?ということです。
これからは、「法人にしたほうがいいんですか?」と聞かれたら、「分かりません」と答えるのではなく、むしろ法人化を勧めようかなと思っています。メリットをきちんと説明できるようになった気がするので。今さらだけどね。


ネコの接写。