小日記

日々のちょっとしたこと

7月7日(火)の日記

朝から取材。
朝ごはんを食べたかったので、待ち合わせの1時間前に着いて近くのファーストフードに入る。

今日は信頼してる人たちとの仕事。
弊社のホームページから依頼が来た案件だったんだけど、会ってすぐに大好きになった。
最初の打ち合わせではじめて顔を合わせたとき、依頼をくれた相手は「適当で大丈夫ですよ」と言った。わたしは「そうなの!?」と驚いたが、その人は全然適当ではなく、むしろ真面目だった。
仕事を進めるうちにだんだん分かってきたのだけど、「適当で大丈夫ですよ」の真意は、「クオリティにこだわり過ぎず仕事と割り切ってやってくれて大丈夫っすよ」とか「無駄に戦ったりしなくていいっすよ」みたいな意味のような気がしている。とてもバランスの良い力の抜き加減。

わりと長時間に及ぶ取材で疲れた。打ち合わせをしてから解散。

帰りの電車でやっと『女帝』を読み終えた。長かったなー。
百合子が防衛大臣になったあたりで脱落しかけたけど、終章とあとがきを読んだら、最後まで読んでよかったと思った。あと、参考資料が膨大でくらくらした。
最後まで読めてない人がいたら、ぜひあとがきだけでも先に読んでみてほしいと思う。

帰宅したあと、あることでわたしがめちゃくちゃ怒る。
怒りのあまり友達に話し、早口で悪い言葉を言いまくる。我ながら怒るとホントに口悪い。普段は温厚なんです。
ふだんは手厳しい友達が、すごい勢いで喋りまくるわたしを見かねて、アレコレしてくれることになった……ありがとう。。

怒りながら、週末に作っておいたハッシュドビーフと、シャトレーゼのミニお団子を食べる。
それでも怒りがおさまらず、現実逃避に『聖なるズー』を読む。現実逃避っていうか、ある現実を知るための本だけど……。
最初はゼータに対して疑問を抱くけど、だんだん読み手(わたし)の倫理観価値観が揺らいでいくのが読んでて面白い。
あと、こういう著者が前面に出てくるノンフィクションも好きだな。
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箱が好きなネコ。