小日記

日々のちょっとしたこと

自分の幸せは何かわりと早くわかった話と中庸について

気づいたことのメモ。

2019年から会社に通うのを辞めて、ひとりで過ごす時間が圧倒的に増えた。
時間だけでなく、仕事もひとりでやることが増えたので(その時々でチームはあるが、それをやるかどうかとか、判断をしていくのは自分)、内省することが以前より多くなったと思う。
さらにコロナで人と会わなくなり、自分に向き合う時間が多くなったし、家で過ごすことで今まで以上に生活に関心が向くようになった。

その結果、自分の幸せは何かわかるようになった気がする。笑
人生をかけて考え続けても答えの出ないことだと思ってたから、意外と早くわかったなぁって感じ。

自分にとっての幸せは、めちゃくちゃふつうの生活のことだと思う。
わたしがもし「幸せになりて〜」と叫んでいたら、下記のことだと思ってほしい。

生活面……ネコを飼う、三食それなりにおいしいものを食べる、料理以外の家事やりたくない、でもきれいな家で過ごす、いっぱい寝る、忙しくない状態、穏やかな状態
仕事面……ストレスにならない仕事をキャパ8〜9割でやる、会社に所属しないで自分で決めたことをやる
人間関係……仲がいい人とずっと仲良くいる、思ったことをそのまま話せるおしゃべり、新しい出会いや刺激はそんなに欲してない(でもイヤではない)、すごい人と知り合いになりたいという気持ちがない、嫌いな人と会わない
地位や名誉……いっしょに仕事した人に認められる、自分から目立ちにいくことはあまり好きではない
レジャー……年に2回ぐらい旅行する、しょっちゅう帰省する、週末は近所に出かけて映画を見たり食事をしたりする、公園が家の近くにある、月一で仲間と山に行く

具体的に書き出してみるとすごいふつう。
ふつうということはつまり、イヤなことがない状態ならわたしは幸せなのでは?と気がついた(まだ仮説)。
だから、「イヤな気持ちになる瞬間が1秒もない状態」を目指し、そこを判断基準にしてみているのが今。

少し話が変わる。
高校の倫理の授業で「中庸」という概念を習ったとき、超しっくりくるな〜と思った。
中庸の意味をざっくり説明すると、過小でも過大でもなく過不足のないことが最適であるという考え。
アリストテレスが言ってたこととして習ったけど、いま調べたら論語のなかにも同じ言葉があるらしい(そっちは知らない)。

で、わたしはいま中庸を選ぼうと努めているのだと思う。
アリストテレスっていいこと言うし、なんか気が合いそう。 

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本文とぜんぜん関係ないモロッコのネコ。