小日記

日々のちょっとしたこと

ネコのシステムトイレの難点

ネコが一歳になりました。
保護ネコの雑種なので、最終的にどのぐらいの体の大きさになるか分からなかったのですが、思っていたよりもだいぶ大きくなりました。
存在感があってかわいいです。

しかし、からだが大きくなったことで、ひとつ困ったことが起きています。
おしっこをトイレの外にしてしまうのです。

理由を説明します。

我が家はシステムトイレを使っています。これです。

うちのネコは、頭を奥に、おしりを手前にしてすることが多いのですが、おしりがギリギリのところでトイレからはみ出てしまうのです。
体が大きくて、このサイズのシステムトイレの中におさまらないからですね。

砂の上でできてないのに、尿を隠そうと一生懸命砂をかくネコの姿に、哀愁を感じます。

解決策として、システムトイレのフタをはずしてみました。

これでしばらく過ごしてみようと思います。
においがどうなるか、ちょっと不安です……。

結果はまたこのブログで報告したいと思います。

✳︎後日談→ ネコのシステムトイレの難点・その後 - 小日記

最近観た映画5本

感想メモです。ネタバレ無しです。

『フロリダ・プロジェクト』
公開を楽しみにしてたやつーーー。面白かった。。。超よかった。。。
こんな終わり方ありなの!?と驚いて、見た直後はあっけにとられた。
で、あとから劇中の写真やサイトを観て、「なんて世界はきれいなんだろう……」と思って泣けた。時間差で感動が来た。
↓この解説がいちばん好きです。
映画「フロリダ・プロジェクト」は何がすごいのか?映画オタクが事細かに解説するとこうなる - GIGAZINE


『パティ・ケイク$』
面白かったしカッコよかった! あらすじはシンプルでアメリカン・ドリームの話なんだけど、キャラもエピソードも濃すぎて、ポップで分かりやすいので目新しく感じられた。
最初、なぜパティとジェリ(インド系アメリカン)が親友なのか不思議に感じたが、パティがバスタード(アフリカ系アメリカン)のことを気にかけて仲間になるところで、意味が分かった。たぶん。
昨年アカデミー賞を取った『ムーンライト』は、黒人差別ではなく黒人コミュニティのなかでの性的マイノリティの差別を描いた作品だった。本作も構造はそれと似てるのかなという気がした。分かんないけど。
あと、『フロリダ・プロジェクト』でも思ったけど、貧困層はつらいね。。。ネタバレになるから書きませんが、途中で、あーそっかアメリカは医療健康保険制度が日本とちがうんだった……と思い出した。


モリーズ・ゲーム
感動した。ポーカーの勝負師やアンダーグラウンドな経営者の話かと思いきや、ヒューマンドラマだった。
人生が「第一の人生、第二の人生、第三の人生……」と続いていくとして、この作品は「第一の人生のクライマックス〜第三の人生のはじまり」を描いているストーリーという捉え方もできると思う。
で、第一の人生のクライマックスから話がはじまるので、冒頭で一気に物語に引き込まれる。
そして、第一の人生で得た自信や心の傷などが、以降の生き方に影響してくるので、観ててグッとくる。
ラスト30分が特に最高。主人公も副主人公も、どんどんカッコよくなっていく。
ケビン・コスナーは、厳しさのある優しい人の役が似合う。映画『ドリーム』を観て以来、ケビン・コスナーが出てると「キャー!好き!」ってなる。


レディ・プレイヤー1
超エンタメ! 面白かった。スピルバーグ監督の映画をちゃんと観るのははじめて。
ワクワク・ハラハラする場面、裏切り、希望、絶望、逆転、目が離せなくなる仕掛けがぜーーーんぶ詰め込んである。濃ゆい。
わたしは作品に出てくるオマージュがほとんど分からなかったのですが、それでも面白かった。『シャイニング』だけは観てから行けばよかったかな。
本作の主役が『ゾンビーワールドへようこそ』の主人公と同じ役者だったので、それが頭にちらついてあまりカッコよく見えなかった(笑)。あと、モローがサイモン・ペグだとしばらく気づかなかった!


オー・ルーシー!
久しぶりに邦画を観た。
わたしはよく分からなかったんだけど、ロッテントマトの評価は高いので、解説などあれば読みたい。


最近は以上です。
来週は『犬ヶ島』、再来週は『レディ・バード』が公開なので楽しみだなー。

✳︎過去の映画関連の日記→映画 カテゴリーの記事一覧 - 小日記

お母さんをはじめて見た

昨年11月に引き取った保護ネコが、一歳になりました。
譲ってくれた保護主さんに、メールでお礼と共に近況報告すると、ネコが赤ちゃんのころの写真と、母親の写真を送ってくれました。

赤ちゃんの頃のネコさま(保護主さん撮影)

里親募集をされていた頃のネコさま(保護主さん撮影のスクショ)

我が家に来た日のネコさま(わたし撮影)

現在のネコさま(わたし撮影)

衣替え中にジャマしてきたんです。かわいい。

そして、これが彼女のお母さんだそうです。美人ー!

格安SIMにした話

スマホを変えずに携帯料金だけ安くなったので、それについて書こうと思います。

わたしは今まで15年間ソフトバンクユーザーで、スマホiPhoneしか使ったことがありません。
ちなみに、さっきまで「〜〜@h.vodafone.ne.jp」のアドレスも生きてました。まさかのボーダフォン

で、今月中にソフトバンクの二年縛りが切れるので、「格安スマホにしてみよーかなー」と思い、人に聞いたり調べたりしていました。
それで気が付いたのですが、今までわたしは格安スマホについて誤った認識をしていました。

格安スマホとは「料金プランは安いけど、Androidのスペックの低い機種しか選べないもの」だと思い込んでいたのです。情弱……。
でも本当は、格安スマホとは「SIMロックフリースマホ格安SIMカード」のことだったんですね。

そのことを理解し、長年お世話になっていたソフトバンクとさよならしました。

結局どうしたかと言うと、
UQ mobileに乗り換えた
SIMカードだけ変えて、機種は今のiPhone6sをもうしばらく使う
・2年縛り契約で、iPhoneSE 32GBを実質0円でゲット
・携帯料金は月額3000〜4000円ぐらいになりそう(Appleの保証なども込みで)

UQ mobileにした理由について。
いまポケットWi-FiUQ WiMAXを使っていて、電波が安定している安心感があったから。
もっと料金プランの安さを追求するなら、マイネオや楽天などがよいと聞きました。

iPhone6sの電池がもうちょっとヘタってきたら、SEに変えようと思います。本体のサイズが小さくて、ギガ数が倍になるのでうれしいな。

そんなわけで、スマホはそのままで料金だけが安くなりました。
激安というほどではないですが、ちょうどよく節約という感じですね。

あと、わたしがたまたま訪れた近所のUQの店員さんは、料金システム等々についてすべてカンペキに理解している様子で、やりとりが超スムーズでした。
「いつまでに、何を解約・変更・移行すべきか」などについて整理して教えてくれて、説明が上手だなぁと思いながらメモを取りつつ聞いていると、「そうやってメモしてもらえるとありがたいんですよ」と言ってくれました。


関係ないですが、昼寝をしてたらタオルケットを奪ってきたネコです。

スタートに戻りながら日常は続く

何度かこのブログにも書きましたが、3月に本を出させてもらいました。
当たり前だけど、表紙に自分の名前が載っている。地元で高校生をしていた頃には絶対に想像できなかったことです。

でも、だからといって、当たり前だけど、生活は何も変わらず、おどろくほどに平常運転。通常営業で続いてく。

夢がひとつ叶うというのは、すごろくの「スタートに戻る」と似てると思いました。
目標や挑戦を模索するところから、またはじめなくちゃいけない。
しかし、できればそれは、ステージ2のスタートであってほしいなー。

そういえば、大学のために上京してきたときと、新卒で出版関係の会社に就職できたときも、同じような気持ちになったかも。

今の自分はそんな感覚です。
全く悲観的な気持ちではなくて、「へぇースタートに戻るんだー」って、ごく普通に平常心で思いました。みんなとっくに知ってたことかもしれないけど。

Trampoline

Trampoline

  • Kero Kero Bonito
  • エレクトロニック
  • ¥250

はじめて取材を受ける側になった

記事はもう校了まで終わったそうで、公開待ちです。
表題の件を経験して、いま思ってることを書こうと思います。

わたしは何かの専門家ではないので、取材は「私生活について」みたいな内容だったのですね。

本当はうれしくて誇らしいくせに、恥ずかしかったり照れが入って「誰も興味ないと思いますけどぉ」なんてヘラヘラしながら自虐しそうになる……。
けど、それは絶対にしないぞ! と決意している。

だって、担当の人やその媒体が、真摯に、丁寧に、器大きく、懐深く、わたしの記事を作ってくれたから。
だから、照れは捨てて「面白いと思うので読んでください!」と堂々と言うんだ。

明後日公開です。facebookのほうで告知するかな。
たくさん読まれますように。評判が良いですように。読んだ人がクスッと笑ってくれますように。

最近観た映画5本

ほぼネタバレ無しの感想です。

『アイ,トーニャ』
めっちゃくちゃ面白かった。
↓この曲で滑るフィギュアスケートがカッコよすぎる。

Sleeping Bag

Sleeping Bag

ある事件がこの物語の核なのだけど、その事件には何も捻りがない。手が込んでいたり、トリックが複雑だったりというのがない。ふつうの映画や小説だったらもっと捻るはず。
だけどこの映画、実話を元にしている作品。「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、事実なのに「奇」が薄い。事実だから「奇」が薄い。そのことが人間の恐ろしさを際立たせてる。
トーニャが最後のプログラムの前に、激しい怒りと悲しみに襲われながら涙を流して無理やり笑顔を作るシーン。すごい演技だった。
あと、トーニャの母親が超怖いんだけど、それがもう『セッション』のフレッチャー先生並み!


女は二度決断する
面白かった。ドイツの映画。観た直後は「これを観て、わたしは何を思えばいいのだ……?」と戸惑った。
けど、シンプルに「民族間で憎しみ合うって悲しいよ、不毛だよ」ってことかなと思った。
「二度の決断」ってどれとどれのこと? って、人によって見方が違いそう。観た人としゃべりたい。
あと、「裁判では正義が勝つんじゃない、真実に近い証拠を集めたほうが強い」と、以前知り合いの弁護士さんが教えてくれた。頭では分かっていたつもりだったが、この映画でよく理解できた。


ウィンストン・チャーチル
めっちゃ面白かった。日本人がメーキャップ部門でアカデミー賞を受賞して話題になったやつです。
鑑賞後に、主演のゲーリー・オールドマンの普段の写真を見て驚いた。ぜんぜん太ったりしてないシブいオジサマなんだもん。
ダンケルク』を観ていたのでより楽しめた。当時のヨーロッパの歴史を調べてから見ればよかった。
人生はシネマティック!』も観たので、ダンケルクの戦いについてだけちょっと詳しくなってる。学生時代は世界史赤点以下(20点とか)だったのに……。


『ラッキー』
よかった。孤独ではないがひとりで生きて来た老人が死と向き合う話。こういう人の最期の表情が、素敵でオシャレでかっこよかったから、観たあといい気分になった。


君の名前で僕を呼んで
セリフとかすごく良かったし、雰囲気とかも素敵だった。でも長い……!
ネタバレになるからあまり書けないけど、最後が切ない。1983年の設定なんだけど、時代のせいなんだよね。そして最近こういうテーマの映画ホントに多い。
ブラジルの映画『彼の見つめる先に』みたいでもあった。個人的には『彼の〜』のほうが好き。
続編も予定されているらしく、リチャードリンクレイター監督の「ビフォア3部作」と似た構成を予定しているらしい。それは楽しみ。


以上です。
『ラブレス』と『ペンタゴン・ペーパーズ』も観たかったけど、見送りそう。
『心と体と』『パティ・ケイクス』の公開がはじまったし、来週は『フロリダ・プロジェクト』観たいな。

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