北欧旅行日記１―デンマーク・コペンハーゲン１日目
一晩寝かせたメールを読み返し、どこも直さずそのまま送って家を出た。
最近見た映画のなかに、「若いときはこの先たくさん出会いがあると思っているから気付かないけど、素敵な人に出会う機会ってめったにないんだよ」というセリフが出てきた。３月は別れの季節であり、「これは人生のなかで数少ない素敵な縁だ」と気付いても、別れなければいけないときもある気がする。
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コペンハーゲンまでは11時間半かかる。今回使ったのは、スカンジナビア航空。
旅先について何も調べていないので、とりあえず地球の歩き方を読む。すぐに飽きて、持ってきた三国志を読む。
機内食が来て、一口食べて残す。
その数時間後に来たサンドイッチは美味しかったのでちゃんと食べた。
旅行の予定をわりと綿密に立てる。一人旅の良いところは、行きたい場所や効率の良い回り方などを人と共有・擦り合わせをする煩わしさがないところ。
もう一回機内食で軽食がくる。これは残さず食べました。
16時、コペンハーゲン着。
空港からトラムに乗ってホテルへ。
チェックインして荷物を部屋に置く。物価が高いため、けっこうな値段がするわりに狭い部屋。
ホテルのフロントでコペンハーゲンカード（電車などが乗り放題になるカード）48時間分を購入。
駅に着くも、なかなか電車が来ない。近くにいたおじさんに尋ねてみると、電車トラブルがあったとのこと。「電車が来るまであと数分だよ……わたしの希望ではね」だって。
電車は自転車乗り入れ可能。
コペンハーゲン中央駅まで行ってみるも、お店はだいたい閉まっていた。チボリ公園はいま休館時期だし。
あてもなくうろうろ。建物が皆おしゃれなので、歩いているだけで楽しい。
駅前にあったスタンドのホットドッグ屋さんが賑わっていた。
オジサンも美女も紳士も入れ替わり立ち替わり美味しそうに食べてるのが良いなぁと思って、わたしも食べてみた。
Everything on!
19時頃にはすっかり暗くなる。街の雰囲気に慣れるまではそのぐらいの時間を目安に帰るようにしようと思う。
気を付けすぎるぐらい気を付けなくちゃいけないのが、一人旅の面倒なところでもある。
ホテルの最寄り駅に着いて、スーパーで明日の朝食を買う。
20時ホテル着。日本時間では朝の４時。
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