「事実が大事」という教育
10歳ぐらいのとき、母から言われたひとことで今も覚えてることがあります。
母の運転で、2人で父の実家に行く道中でのこと。
わたしは父方の祖父母があまり好きではなく、気乗りしてませんでした。
それで母に
「めんどくさーって思いながら来られても、おじいちゃんたちうれしくないと思う」
と反抗をすると、
「あんたの気持ちよりも、来てくれたっていう事実が大事なのよ」
と言うのです。
意味わからないと思いつつ(だって本や学校では「気持ちは大事」って教わるから)、でも子どもなりにミョーに納得したのを覚えています。※ちなみに母は小学校教師
この世はなんてクール。
そしていま、自分も似たようなこと言いかねないな…と思うのです。