小日記

日々のちょっとしたこと

7月26日(日)の日記

昨夜はもう1本映画を観た。『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』。
※ネタバレあり
つまらなくはなかった。途中から、「あとはあらすじだけ教えてほしい」と思いながら観てた。ただの出版社の役員が、あんなに簡単に人を殺すかしら?と疑問だった。

今日は電車に乗って出かけた。
あまり興味はなかったけど、とにかくどこかに外出したかったので三菱一号館美術館の「画家が見たこども展」へ。ピエール・ボナールゴッホなどの、子どもをモチーフにした絵画が集められてる展覧会。
感染防止対策で入場が予約制になっていた。これは良い。すいてて見やすい。フェリックス・ヴァロットンという版画家の作品がかわいかった。

見終わってから、KITTE内のインターメディアテクにふらりと立ち寄る。
わたしはデートスポットの選び方がワンパターンなので、今まで4〜5人ぐらいの男性とここに来てる……。ひとりで来たのははじめてかも。
展示が少し変わった? わたしの記憶違いかもしれないけど、以前はもっと雑多だったように思う。今は、どれが何なのかきちんと分かるようになっていた。

東京駅で八天堂のクリームパンと、天むすを買って帰宅。

録画していた「あざとくて何が悪いの?」を観る。
田中みな実さんがこんなことを言っていた。
※意訳です
「最初は、毎日LINEする彼女ってかわいいじゃんとか言っていても、半年もすると重くなる。毎日連絡するところが良いって、最初はそっち(男性側)が言ったんだよ!?」
そういうことある〜と思って面白かった。
わたしの場合は、「女はすぐ感情的になる」とか言われるから、段々と何でもかんでも言葉にして説明できるようになった。その結果「〇〇さん(わたし)って言葉にできない気持ちとかないでしょ」と言われたり、わたしが何でも言語化するため相手が責められてると感じてしまい、何人か泣かせたりしてきた。
だから、田中みな実さんの「最初はそっちが言ったんだよ!?」には深く共感した。田中みな実さんが言う「そっち」には、元カレひとまとまり&漠然と男全体が含まれていると思う。

そのあと映画『マッチスティック・メン』を観る。またサム・ロックウェル目当てで。
とても面白かった。きれいに騙された。最後は災い転じて福となすという感じでハッピーエンドで良かった。
リドリー・スコット監督作品ははじめて観たのだけど、ぜんぜん興味のなかった『ブレードランナー』を観てみようかなと思った。

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7月25日(土)の日記

昼に起床。
映画『パンチドランク・ラブ』を観る。
面白かった。古谷実の漫画みたいな話だと思った。暴力と可愛らしい恋の話が混ざり合う感じが。
最後に戦わずに「降参だ」で済ますところも、この主人公らしくて良かった。エミリー・ワトソンは『レッド・ドラゴン』に出てたときと同じぐらい可愛いなぁーと思って観ていたら、同じ年に公開された作品なのか。

『プールサイド・デイズ』を観る。
面白かった。爽やかで気持ちのいい話。サム・ロックウェルがかっこいい。こういう飄々とした大人の男の役が似合う。

セブン・サイコパス』を観る。
マーティン・マクドナー監督。主人公以外が全員サイコパスで面白かった。サム・ロックウェルがかわいい。怖いサイコパスではなく、いい人のサイコパスというキャラクターが楽しい。

もう引きこもって映画を観るのに飽きてきた。美術館や博物館に行きたい。できるなら海外旅行がしたい。

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ジャケットがダサい……。

7月23日(木)、24日(金)の日記

23日(木)
今日は休み。
だけどちょこちょことメール処理だけ行う。

昼は冷蔵庫にある残りものたちで親子丼を作って食べた。
親子丼ってわりとよく作るけど、上手にできたことが一度もない。レシピ通りに作ってもふわふわとろとろにならない。YouTubeの料理動画を見ながらその通りに作ったら、うまくいくかなぁ。

映画『ユージュアル・サスペクツ』を観る。古い映画ブーム。このあいだ観た『アメリカン・ビューティー』のケビン・スペイシーの怪演がすごかったので。
超おもしろかった。カイザー・ソゼ……。ケビン・スペイシーがまたすごかった。観終わってから伏線回収したくてもう一回観た。終わりかたきもちいい。

完結した漫画『1122』を読んだ。
面白かった。この夫婦らしい終わりかただと思った。
相原夫婦の危うさって、話し合いの多さにある気がする。話し合うことは大事だけど、「話し合わなきゃ!」って思い過ぎというか。気が合う夫婦だったら、もっと自然に話し合いが行われたり、こんなに頻繁に話し合わなくてもよかったりするんじゃないかな。
……知らないけど。

夜は久しぶりに友達と飲んだ。
22時ぐらいにスタートして、遅い時間だと街に人が少なくて良い。
思ったことをそのまんま話してスッキリしたし楽しかった。

24日(金)
昼ぐらいに起床。
シャワーを浴びて、近所のお蕎麦屋さんに昼ごはんを食べに行く。
駅から離れたところにあるお店で、とても美味しくて好き。今日はおろしそばを食べた。

そのまま公園に行って散歩して、レトロなカフェに入ってかき氷を食べる。
かき氷ってなぜかテンションが上がる。

夜は映画『月に囚われた男』を観た。先日観た『ミッション:8ミニッツ』と同じ監督。デビッド・ボウイの息子のダンカン・ジョーンズ
これも面白かった。『ミッション:8ミニッツ』と同様に、救いのない話かと思いきや、最後は優しい展開になっていくのが好き。一回絶望させられるけどそのあとがめちゃ良い。
あと、わたしはサム・ロックウェルが大好きなので、ほぼ一人芝居でずーっと見てられるのも良かった(笑)。

話は変わるけど、サム・ロックウェルって『風の谷のナウシカ』のクロトワ(クシャナの側近の男)に似てると思ってる。でも誰にも共感されたことがない……。

7月22日(水)の日記

今日はゲラのチェックとか、取材のための打ち合わせとか。
ゆるゆる働いた。

ウェブサイトの編集者をしてた頃を振り返って思うこと。
新人ライターやライター志望の人は、今の時期に各ウェブサイトに売り込みをするといいと思う。
なぜなら今は、どこもお盆休みに向けて、記事を大量に準備している。記事が不足している媒体が多いと思う。
だから、猫の手も借りたい状況だし、本数を増やしたいから企画も比較的通りやすい。
ライター志望の人は、「3日で仕上げられます」とか書いて、企画とともにメールを送ってみるといいんじゃないかな。
あと、4月上旬も同様に、GWのために記事をたくさん作りたい時期です。

夜はドキュメンタリー『まったく同じ3人の他人』を観た。Amazonプライムだと『同じ遺伝子の3人の他人』というタイトルになってる。
すごい話なので引用して紹介。

1980年、ニューヨーク。大学に進学した青年ボビーは、近所の住人からエディという人物に度々間違われたことをきっかけに、自分に双子の兄弟がいることを知る。ボビーとエディは感動の初対面を果たすが、その様子が新聞に写真入りで掲載されると、もう1人同じ顔の青年デイブが名乗り出てくる。テレビや新聞で紹介され一躍時の人となる3人だったが、やがて衝撃の事実が明らかになり……。(映画.comより)

※ネタバレあり
面白かったし不気味な最後だった。
何が怖いかと言うと、この事件の研究結果が破棄されていなくて、閲覧禁止で眠り続けていること。誰も知らない真実が存在することが、なんだか不気味で怖い。
関係者がみんな亡くなってから明かされるんだろうか。

7月21日(火)の日記

今日はウェブ記事の企画を考えるなど。
わたしは日常生活から企画を考える。自分の手帳やクレジットカードの履歴を見たり、直近の喜怒哀楽や、不便だなーとか便利だなーとか感じたことを思い出すところからスタートする。そこから色々調べて企画にしてく。
でも最近はどこにも出かけてないし、買い物もしてないし、心が動くこともないから、発想がいまいちだと自分でわかる。
やはり外に出たり、人とお喋り(気が合わない人とも)したほうがいいんだな、とか思う。

あとは、イラストの依頼をするなどちょこちょこと編集仕事をやる。
今日もゆるゆる働いた。

夜から映画『ある女流作家の罪と罰』を観た。なぜか日本では劇場公開されなかったやつ。
すごく好きな感じだった。切ないんだけど、最後に作家としての矜持を思い出すのがかっこいい。最後まで性格悪いまま(にわたしは見えた)なのもいい。あとネコが死んだところで泣いた。

『ミッション:8ミニッツ』も観た。ポスターが超ダサいんだけど、ロッテントマトの評価が高かったので観てみたら面白かった。
主人公が気の毒だった……。でも最後が幸せそうでよかった。テクノスリラー系のSFでハッピーエンドっぽいのは珍しい気がする。
オチの意味が分からず、観終わってすぐググった。
昨日の『アメリカン・ビューティ』に引き続き、理解力の乏しいわたし。

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そこはかとないB級感……おもしろいのにね。

7月20日(月)の日記

今日は午前中から原稿の加筆修正を1本。
あとは明日入稿があるので、それの準備のためのやり取りをした。
のんびりと5時間ぐらいしか働かなかった。

夜は、サバにチーズを挟んでパン粉をつけて揚げた名もなき料理を作った。
サバの骨を丁寧にピンセットで取ったうえに揚げるだなんて、時間があるからなせる技。

ご飯のあとに、映画『アメリカン・ビューティ』を観た。古い名作を観るブーム。
面白かったし、映像がカッコよかった。ブラックコメディなのかな? ケビン・スペイシーが気持ち悪くて良かった。
面白かったんだけど、どういう話かイマイチ理解できず、観終わってから解説記事を読み漁る。どうやらアメリカを皮肉った作品だったっぽい。

忙しくないと、毎日心に余裕があり、穏やかに過ごせる。
飽きるまでヒマでいよう。実家に帰ったり旅行したりもできないし。

7月19日(日)の日記

今日も休み。
昼に起きてスーパーへ。
帰宅してスープカレーを作って食べる。

夕方に少し涼しくなってから、近所の公園に出かける。
今日は久しぶりに晴れたせいか、遊具のある場所とスケボーができるエリアは密だった。
公園の売店が開いていた。ニュースを見ていると、感染者が増えてるのに普通の生活に戻っちゃって大丈夫なの?と思うけど、実際に公園の売店が開いているのを見るとつい嬉しくなってしまう。

1人でのんびり歩いてて、すごく穏やかな気分になった。不安や心配になることは何もなくて、毎日穏やかに過ごせることが約束されているような。
もしわたしが映画の主人公だったら、そんな気分になったあとは悲しい出来事が待ち受けていそうだな。現実では淡々とした毎日がずっと続いていくけど。
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派手に凧揚げをしているおじいさんがいた。写真の上のほうに見えるのが凧です。

帰宅してお酒を飲む。
つまみに、先週行ったお好み焼き屋さんで出てきたものを作ってみた。豚肉と細切りのさつまいもをカリカリに焼いて、塩昆布とゴマをかけた名もなき料理。

クリント・イーストウッドの『パーフェクトワールド』を観た。
犯罪者のおじさんと子どもの逃避行。
最後がめちゃ悲しかった。途中があまりじめじめしてなくて、テーマのわりに明るいのがいいなと思った。
またローラ・ダーンが出ていて、若いのに今のような貫禄があった。

コロナのあとから、古い映画を観られるようになった。
前は新作しか興味なかった。最近は古い(と言っても90年代以降)のも好き。