小日記

日々のちょっとしたこと

冬のエッセイ(清少納言さんゴメンなさい)

古いメールを整理していたら、友だちと「冬をテーマに文章を書いて遊ぼう」みたいなやり取りをしてたのが出てきました。
懐かしすぎた。もう4〜5年前…!

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『冬への偏見』

わたしは冬がきらいです。

きらいな理由↓
・昼が短いので、損をした気分になる
・寒いので外で遊べない
・服が高い

「冬はつとめて」と言った人は、赤道直下の国にでも住んでいたのでしょうか。異国の美しい冬の景色を見て、妄想で「冬はつとめて」と言ったとしか思えない。もしそうでないなら、めんどうくさい人だったにちがいない。人とちょっと違うことを言って「私って変わってるでしょ」とアピールしているのだ! だって、冬の早朝なんて暗いし寒すぎるしぜんぜんよくないもの。
それに、「冬を愛する人は心広き人」かもしれないが、頭はきっと固い。
あと、冬って超長い。四季が4人並んでベンチに座っていたとしたら、冬は11月~3月の5か月分くらい陣取ってドーンと座るに違いない。両隣に座っている秋と春は縮こまり、冬は「文句ある?」とエラソーにすると思う(ちなみに夏も6~9月分くらい陣取ると思う)。

こんなにふうに考えてしまうくらい、わたしは冬がきらいです。
春夏秋春夏秋……この繰り返しの国はないか?と考えてみたところ、ありました。

沖縄です。
ーーーーー
飽きちゃった。

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26歳頃のわたし、途中で飽きてました(笑)
どこにも誰にも見せない文章ってなんか笑える。

力量不足問題


にゃーん

最近自分の力量不足を感じております。
具体的に言うと、

・編集の場合、扱いたいテーマや伝えたいことがあるのに、うまく構成が立てられなくて企画に落とし込めない

・執筆の場合、書きたい設定やあらすじがあるのに、スケールが大きくなると辻褄を合わせられない

この2点です。
要するに、作りたいものがあるのにそのための知識と能力が足りてない。

解決する道すじとしては、

・人に教えてもらう
・自分でインプットを増やす

この2つがあるかなーと思っています。
(「人に教えてもらう」は、色んなパターンがあって今ここで書くのがめんどくさいので、今回は置いときます)

で、「自分でインプットを増やす」を実行したいのですが、「時間がない」という問題にぶつかりました。

それで、時間の作り方とスケジューリングの仕組み作りを研究し、手帳の書き方も変えてみました。
この結果、〆切前の心の余裕が生まれ、スケジュールの調整がしやすくなり、精神的なストレスを減らすことができました。

そんな効果がめっちゃあったので、やってよかったです。
しかし、「時間がない」問題の根本的な解決にはなってません。

わたしの生活は主に、

1,メインの仕事
2,サブの仕事
3,習い事

この3つで構成されていて、モチベーションとしては、

1,メインの仕事 → やりたいこと+食い扶持
2,サブの仕事 → やりたいこと+リスクヘッジ
3,習い事 → 将来仕事にしていきたいこと

てな感じでして、時間を捻出するためにここからどれか削るとしたら「リスクヘッジ」の部分なのかなーという気がしています。

力量不足問題が解決するまでは、今まで通り、力量の範囲内でベストを尽くしていく他ないなーと思っています。

喉元過ぎればダンケルク

2006年に『硫黄島からの手紙』を見てつらい気持ちになってから、「戦争映画は一生観ない」と決めてたのに、『ダンケルク』を観てしまいました。先週末。

友達と一緒に観たのですが、映画館を出てまず最初に「戦争は絶対にしちゃダメーっ!」というミもフタもない感想が飛び出てしまいました。

つらかったけど面白かったです。空軍のパイロットかっこいい。
自分の心の負荷的に、10年に一本しか戦争映画は観られないので、面白い作品で良かった。
面白くなかったら、ただつらいだけ……。人が死ぬシーンが平気な人にはオススメです。

あ、戦争映画でもこういうのは好きです。
『あの日の声を探して』

コーリャが殺人鬼に変化していく様子にゾッとします。
あと、キャロルが奮闘して空回りしていると切なくなりました。でも腐ったりいじけたりせずに、信念を持ち続けることができるって素晴らしいです。

思い出したら、泣けてきました。

もうすぐ31歳

20代前半の頃は、

・やりたいこと
・どっちでもないこと
・やりたくないこと

この3つがあって、「やりたくないこと」をやらなくてもよくなるように頑張ってました。
その頑張りの成果と、あと人や環境に恵まれて、20代後半ぐらいからほぼその通りになりました。
しかし最近は欲が出て、「やりたいこと」しかやりたくなくなっている気がしています。

過去に「やりたくないこと」をやらないですむように頑張ってたみたいに、自分の時間をなるべく「やりたいこと」で埋められるように、得意と好きを高く鋭くしていきたいです。
(でも、社会とつながりがある限りは、「どっちでもないこと」もやらなくちゃいけないので、苦手と嫌いの穴を埋めることにも努めます)

上記のようなことを、山の先生に話してみた。
私「これ、贅沢病ですよねぇ」
先生「そうだね。でもそれは、成長とも言う」


ネパールで見たリス。もぐもぐ

もうすぐ31歳になります。
去年は色んな切り替えが下手くそで多ジャンルのストレスを抱えすぎてました。今年はもっと割り切っていこう。
あと、人に優しく。

ネットワークビジネス

ついに弊社にも勧誘がきました。

書面に「ユニークでエキサイティングなビジネスをもたらします」と書いてあったので、どーゆうこと???と思って組織名を検索してみたら、怪しい類のものでした。

何も起こらないまま終わるはずだった今日に、「ネットワークビジネスの勧誘がきた」という出来事をくれてありがとう。

写真は今日食べたカレーです。

仕事落ち着きました


4月からバタついてた仕事が落ち着きました。
来年の3月に本が4冊出るので、よかったら見てやってください。

自分の名前で刊行されることにビビりすぎて泣いた夜もありましたが(気が小さい)、初校ゲラを見たらすごく素敵にできていて、「めっちゃいい本! 広く読まれてほしい!」という気持ちに切り替わりました。
監修の先生たちのご意見が素晴らしいのと、イラストがチョーかわいいからです。著者にしてもらえて、心から光栄です。

これからしばらくは、メインの仕事に力を注ぎ、他の仕事はセーブして、勉強などの自己投資にも時間を充てます。
「思考は現実化する」をちょっぴり信じて、来年3月までの目標と、40歳までの夢を書き出してみました。
昔からずっと思ってることだけど、やっぱり人生って長いなーって、書き出しながら思いました。

香港から来た少女

自宅の最寄駅にはカウンターだけの小汚い定食屋がある。
そこのサバの味噌煮が絶品なので、自炊が面倒な日の夕食に、よく利用している。

今日も仕事の帰りに寄った。
隣の席には中学生ぐらいのアジア系の女の子が座っていた。
注文していたらしいブリの照り焼き定食が来て、様々な角度から写真を撮っていたので、観光客だろうと思う。

私「どこから来たの?」
彼女「香港」
私「家族といっしょ?」
彼女「ひとりだよ。2日後に友達が来るけど」
私「……。あなた何歳?」
彼女「26歳」

バイキンマンのポーチを下げ、Tシャツに短パンだったので、てっきり中学生ぐらいかと思った。
転職の合間の旅行らしい。

突然ですが、グーグル翻訳は素晴らしいと思う。

かつては、
私「日本食で好きなものは?って質問、めっちゃされるでしょ」
外国人「されるww 寿司ですって紙に書いて首から下げておこうかな」
といったような、英検5級なりの楽しい会話をしていた。
しかし、グーグル翻訳を使えば、英検5級でも、もう少し複雑な会話ができる。

今日も最初は、英検5級なりの軽いトークを楽んでいた。
でも途中から、グーグル翻訳を使っての会話がはじまった。

興味津々で色んなことを聞かれた。

「ミサイルは飛んで来ると思う?」
「アメリカは日本の味方なの?」
「日本の政治ってどんな感じ?」

難しいわ!
偏ってない意見を伝えられるよう努めたが、そのぶん曖昧な感じになった。
ハッキリしないところも含めて日本人らしさが伝わったように思う……。

「閉店です」と店員さんに声をかけられ、店を出る。
すごい楽しかったなぁ。
フェイスブックで友達になり、近いことだし滞在中にまたゴハンでも行こーとか言って別れる。

自宅に着くと、彼女からメッセージが。
「シリアスなお願いなんだけど、もしあなたの部屋が余っていたら泊まらせてくれない? airbnbで借りた部屋のオーナーが男性で、部屋をシェアしなくちゃいけないの。前情報ではこんな話じゃなかったのに」

一瞬、トラブルに巻き込まれたくないなーと思ったけれど、スルーできず。
「わたしはワンルームに住んでるから余ってる部屋はないけど、来ていいよ」

「それなら大丈夫、ありがとう」
と結局言われたけれど。

心配なので、ゲストハウスやホテルで、今日か明日から泊まれる安いところはないか探す。
すると彼女から「神田に行くことにした」との連絡が。

なぜ神田かというと、2日後に合流する友達が泊まるゲストハウスが神田にあるらしい。
それでとりあえず行くことにしたらしい。

大丈夫かよ!?と思ったけれどわたしにできることはもう無い。
「賢いあなたのことだから安全な旅ができると思うけれど、もしトラブルや危ない目に遭ったら、すぐに駆けつけるから連絡してね。東京は狭いからどこからでもすぐに行けるからね」
何かあったらマジで連絡してきてよぉーと念を込めながら送る。
「あなたはスーパースーパーナイスガールね」と言ってくれた。

彼女の日本滞在は13日まで。
それまで心配して過ごすことになりそう。楽しい旅になりますように。