小日記

日々のちょっとしたこと

一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜譲渡会に行ってみたらお呼びでなかった〜

✳︎これまでのあらすじ
1, 一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜保護猫カフェに行ってみたの巻〜 - 小日記
2,一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜赤西仁と星野源ならどちらを選ぶ〜 - 小日記
3,一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜なぜネコを決められないのか〜 - 小日記
4,一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜常連さんの生態にも詳しくなるの巻〜 - 小日記

以前、「一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜赤西仁と星野源ならどちらを選ぶ〜 - 小日記」で書いたように、決断に時間がかかるタイプなので、譲渡会は向いてないだろうなーと思っていました。
が、一回試しに行ってみました。


フォントにざわざわしつつ、おじゃまします。


ちっちゃい。かわいい。

「うーん、やっぱり決められないなー」
なんて思ってたら、わたしなんて向こうからお断りだったようです。

というのも、

「単身者NG」

っていう条件のところがけっこう多かったんですよね。
留守番させちゃうからかな。あとは、ライフイベント等で手放す人が多いのかな。

この他にも、

「未婚同棲カップルNG」
高齢者NG」

ってところがけっこうありまして。
責任感の重さは人によるのでは?なんて、何も知らないわたしは思ってしまいますが、ネコを保護している人たちの経験から導かれた条件なのでしょうから、仕方ないです。

そんなわけで、譲渡会ではフラれてしまいました。
仕方ないと理解しつつもちょっと悲しくなったので、帰りに坦々麺を食べました。

一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜常連さんの生態にも詳しくなるの巻〜

✳︎これまでのあらすじ
1, 一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜保護猫カフェに行ってみたの巻〜 - 小日記
2,一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜赤西仁と星野源ならどちらを選ぶ〜 - 小日記
3,一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜なぜネコを決められないのか〜 - 小日記

先日も、友達を連れていつもの保護猫カフェに行ってきました。
で、400円払って、おやつをあげました。

その様子がこちら(グレンチェックのワンピースが私、奥が店員さんです)。


すごい寄ってくる!!


ゲンキンなやつらめ〜。


あ、赤西仁ネコ(この記事参照→一人暮らしのわたしがネコを飼うまで 〜赤西仁と星野源ならどちらを選ぶ〜 - 小日記! 来てくれた!


楽しかった……。

そんな感じでした。

この日気が付いたけど、やっぱり常連さんは猫の扱いが上手いし、懐かれている。
常連さんにお会いできないのはさみしいが、常連さんが来る時間とズラして来店すれば、猫が多少はこちらに来てくれるのでは……
(今より懐かれるよう努力するという選択肢がない)。

友人を相手にぶつくさと、
「〇〇な方はいつも開店と同時に来るっぽい。△△な二人組は夕飯の支度があるのか夕方には帰ってる。◽︎◽︎の人は5時ごろあらわれるし……行くなら平日の閉店間際かな」
なんて言っていたら、
「猫より常連さんに詳しくなってどーすんの」
と突っ込まれました。

どの猫を飼うかは、この時点ではまだ心が決まっておりませんでした。

雪でつくったかき氷

雪って食べちゃダメだけど、もし自分に子どもがいたら、
「大人の目を盗んで、つららをペロッと舐めてみたり、雪にジュースをかけてみたり、それを少し食べてみたり、してみてほしいなー」
と思うだろうなー。

子ども向け本の原稿をやりながら、そんなことを考えました。
大量に食べられたら、そりゃイヤですが。

前倒し進行だと、もう冬号のを書くんですよ。

イマドキの子

イマドキの子

冬のエッセイその2


昨日(冬のエッセイ(清少納言さんゴメンなさい) - 小日記)の続き。
友達が書いたやつも出てきた。

✳︎ ✳︎ ✳︎
『冬は何をやってもダメ』

「冬は雑誌が売れない。」
これは、私の上司の口癖だ。冬になると、毎日のようにぼやいている。では、実際に冬に雑誌が売れないのか?というと、そうでもないようだ。雑誌協会が発表している、月別の雑誌販売数のデータを見てみると、ジャンルごとの偏りはあるものの、「冬=雑誌が売れない」と言える結果は現れてこない。もちろん、その逆の「夏=雑誌が売れない」ということもなく、とにかく雑誌不況で、月々の数字で分かるほどに部数を減らしている、という悲しい事実以外は分からなかった。

上司には申し訳ないが、「冬=雑誌が売れない」の法則は、ただの思い込みだったようである。しかし、この「冬=売れない」というのは上司だけのものでもない。先日会った編集者も「冬は雑誌が売れない」と言っていた。また自動車会社勤務の友人も「冬は車が売れない」と言っていた。ちょっとジャンルが変わるが、私の知り合いで、現在絶賛婚活中の三十路ギャルは「冬は出会いがねー」と言っていた。彼女に言わせると、ナンパが激減するらしいが(「それは年とったせいだよ」と指摘しておきました)、それはさておき、私は思うのである。みなさん、冬のせいにし過ぎていませんかと。

かつて、日本の山奥には、天狗なる化け物が住んでいたとされる。大陸から流れ着いたロシア人が原型であるとか、捨て子にされた障害児が成長した姿であるとか、様々な説が言われているが、彼らには、浮遊能力から、発火能力、神隠し、病気や不幸をもたらす能力まで備わっていたとされる。能力だけで見れば、世界の化け物の中でも最高クラスの能力である。これについて民俗学者柳田国男は、当時の日本人にとって、理解できない災い(たとえば雷が落ちることや、元気だった人が急死することなど)が、すべて天狗のせいにされたことで、強大な恐怖として増大していったと指摘している。つまり「何でも天狗のせいにしてしまおう」と、利用されたのである。実際には、難破し流れ着いた孤独なロシア人だったかもしれないのに。はたまた可哀想な障害者かもしれないのに。いや、そもそも存在さえしていないのかもしれないのに。

つまり、冬は天狗なのである。人は、この寒く切ないこの季節に嫌なことがあると、とりあえず冬のせいにしてしまう。モノが売れないことも、出版不況も、出会いがないことも、私が転職活動しなきゃいけないことも、すべては冬のせい。いつしか冬は災いの集合体としてイメージ形成され、好きな季節ランキングでは、最下位というのが定位置になっている(ニフティ2013年1月調査)。もちろん、冬が好きな人もいるが、前述のデータによるとたった4%。1位の春の42%とは10倍以上の開きがある。

私は冬が一番好きである。その理由はいろいろあるが、一番の理由は、寂しい冬の風景が好きだから。とくに都会の冬の風景を見ると、詩でも書きたくなるような感傷的な気分になる。冬を愛する者として、冬への悪い偏見がなくなれば良いなあと願っている。
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最後の段落がフワッとしてて笑えました。
やっぱどこにも誰にも見せない文章はおもしろいです。

冬のエッセイ(清少納言さんゴメンなさい)

古いメールを整理していたら、友だちと「冬をテーマに文章を書いて遊ぼう」みたいなやり取りをしてたのが出てきました。
懐かしすぎた。もう4〜5年前…!

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『冬への偏見』

わたしは冬がきらいです。

きらいな理由↓
・昼が短いので、損をした気分になる
・寒いので外で遊べない
・服が高い

「冬はつとめて」と言った人は、赤道直下の国にでも住んでいたのでしょうか。異国の美しい冬の景色を見て、妄想で「冬はつとめて」と言ったとしか思えない。もしそうでないなら、めんどうくさい人だったにちがいない。人とちょっと違うことを言って「私って変わってるでしょ」とアピールしているのだ! だって、冬の早朝なんて暗いし寒すぎるしぜんぜんよくないもの。
それに、「冬を愛する人は心広き人」かもしれないが、頭はきっと固い。
あと、冬って超長い。四季が4人並んでベンチに座っていたとしたら、冬は11月~3月の5か月分くらい陣取ってドーンと座るに違いない。両隣に座っている秋と春は縮こまり、冬は「文句ある?」とエラソーにすると思う(ちなみに夏も6~9月分くらい陣取ると思う)。

こんなにふうに考えてしまうくらい、わたしは冬がきらいです。
春夏秋春夏秋……この繰り返しの国はないか?と考えてみたところ、ありました。

沖縄です。
ーーーーー
飽きちゃった。

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26歳頃のわたし、途中で飽きてました(笑)
どこにも誰にも見せない文章ってなんか笑える。

力量不足問題


にゃーん

最近自分の力量不足を感じております。
具体的に言うと、

・編集の場合、扱いたいテーマや伝えたいことがあるのに、うまく構成が立てられなくて企画に落とし込めない

・執筆の場合、書きたい設定やあらすじがあるのに、スケールが大きくなると辻褄を合わせられない

この2点です。
要するに、作りたいものがあるのにそのための知識と能力が足りてない。

解決する道すじとしては、

・人に教えてもらう
・自分でインプットを増やす

この2つがあるかなーと思っています。
(「人に教えてもらう」は、色んなパターンがあって今ここで書くのがめんどくさいので、今回は置いときます)

で、「自分でインプットを増やす」を実行したいのですが、「時間がない」という問題にぶつかりました。

それで、時間の作り方とスケジューリングの仕組み作りを研究し、手帳の書き方も変えてみました。
この結果、〆切前の心の余裕が生まれ、スケジュールの調整がしやすくなり、精神的なストレスを減らすことができました。

そんな効果がめっちゃあったので、やってよかったです。
しかし、「時間がない」問題の根本的な解決にはなってません。

わたしの生活は主に、

1,メインの仕事
2,サブの仕事
3,習い事

この3つで構成されていて、モチベーションとしては、

1,メインの仕事 → やりたいこと+食い扶持
2,サブの仕事 → やりたいこと+リスクヘッジ
3,習い事 → 将来仕事にしていきたいこと

てな感じでして、時間を捻出するためにここからどれか削るとしたら「リスクヘッジ」の部分なのかなーという気がしています。

力量不足問題が解決するまでは、今まで通り、力量の範囲内でベストを尽くしていく他ないなーと思っています。

喉元過ぎればダンケルク

2006年に『硫黄島からの手紙』を見てつらい気持ちになってから、「戦争映画は一生観ない」と決めてたのに、『ダンケルク』を観てしまいました。先週末。

友達と一緒に観たのですが、映画館を出てまず最初に「戦争は絶対にしちゃダメーっ!」というミもフタもない感想が飛び出てしまいました。

つらかったけど面白かったです。空軍のパイロットかっこいい。
自分の心の負荷的に、10年に一本しか戦争映画は観られないので、面白い作品で良かった。
面白くなかったら、ただつらいだけ……。人が死ぬシーンが平気な人にはオススメです。

あ、戦争映画でもこういうのは好きです。
『あの日の声を探して』

コーリャが殺人鬼に変化していく様子にゾッとします。
あと、キャロルが奮闘して空回りしていると切なくなりました。でも腐ったりいじけたりせずに、信念を持ち続けることができるって素晴らしいです。

思い出したら、泣けてきました。