小日記

日々のちょっとしたこと

ベトナム旅行6日目・最終日/モンキーマウンテン再アタック

*前回までの旅行日記
ベトナム旅行1日目/ダナン市内観光 - 小日記
ベトナム旅行2日目その1/モンキーマウンテン早朝アタック - 小日記
ベトナム旅行2日目その2/確認のためのホイアン - 小日記
ベトナム旅行3日目その1/バックマー国立公園に行けた - 小日記
ベトナム旅行3日目その2/バックマー国立公園で死ぬかと思った - 小日記
ベトナム旅行4日目/バックマー国立公園ひとり歩き - 小日記
ベトナム旅行5日目/雨のダナン - 小日記

いよいよこの旅行も最終日となりました。

朝5時に起きてタクシーを拾い、モンキーマウンテンことソンチャ山に行きます。2日目に行ったので、これで2回目。アカアシドゥクラングールを探します。

ドゥクラングールを発見しやすいのは6:30~8:30と15:30~17:30だそう。
昨日、ソンチャ山の環境保護団体のオフィスで書いてもらった紙を見せます。
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「ドゥクラングールが見られる場所まで連れて行ってください」と書いてあるらしい。タクシー運転手さんはOKの返事。

山をぐんぐん登って行きます。曇っているー。雨が降りそう。寒いし。
そして、運転手さんが連れてってくれたのがここ。
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晴れてたら見晴らしがいいのだろうけど、霧がすごすぎる。
「ここにサルがいるの?」と英語とジェスチャーで伝えると、「ノー」と言って別の道に進んでいきました。
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ここから、少し歩きます。
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タクシーの運転手さんは私が散策している間は待っていてくれるとのこと。

1時間半かけて散策とタクシー移動で探しましたが、サルの家族は見られたものの、ドゥクラングールは見られず。
代わりに、飼われている犬とブタとイノシシは見られました。
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かわいい。

市内に戻って、食事をしにハン市場へ。
市場の正面。
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わたしのゴハンを作ってくれる店員さん。
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豪華です。
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そのあと郵便局に行って、1枚だけハガキを出しました。
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こんな切手。
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郵便局のなかはいつもガランとしています。
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川沿いのカフェ「Aroi Dessert Cafe」でお茶。
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ココナッツシャーベット入りコーヒー。
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甘くなくておいしかったです。

さて、モンキーマウンテン午後の部。
市内でタクシーを拾って、ソンチャ山へ。
タクシーの運転手さん曰く、ドゥクラングールがいるであろうエリアに着いた。
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Wifiがないのでここが半島のどこだか分からないけど、運転手さんにお金を払って「ここからは一人で歩く」と伝える。タクシーが見当たらないので帰れないかもしれないけど、どうにかなる気がして。
それに、わたしは鳥や小動物も見たいので、タクシーの人に「停止している間はエンジンを切って下さい」とか「電話の声を小さくして下さい」とか「降りるときはドアをそっと閉めて下さい」とかお願いするのが申し訳なかったのです。
それで、心配そうにする運転手さんを押し切って、帰ってもらいました。

そんなわけで、一人で山歩き。自分はいったいどこを歩いているのでしょう……。
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「人っ子一人いないけど、絶対に市内に戻れる」という謎の自信はどこから湧いてくるのか。ちなみに、飛行機のフライトまでは残り4時間。

天気が味方についてきた。
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誰も待たせずにダラダラ歩くのは気持ちが良かった。
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Tさんが言っていたけど、この山にケーブルカーを作る計画が持ち上がっているらしい。「絶対反対! 信じられない!」と言っていました。そうだよね。
かつて高尾山にケーブルカーが通るとなったときも、反対した人がいたんだろうな……と思いました。

ドゥクラングールの写真をたくさん見ていて気付いたのだけど、この種類の木の上にいることが多いんじゃないかな?
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分かんないけど。素人の推測です。

犬がいた。
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「こっちだよー」と言われているみたい。すぐに去って行った。

民家があるのかな? 犬がいたほうへ行ってみる。
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すると、民家どころか、犬の姿も犬が住みついてそうな場所もなかった。野犬っぽくなかったけど、不思議。

写真は撮れませんでしたが、サルがいました。
木の枝から枝へジャンプするのですが、飛び移るというよりも落下していました。森を信じて飛びこんでいってる感じ。「俺は落ちないぜ!」

歩いているうちに、ドゥクラングール探しを忘れて、考え事をしてしまいました。
今回の旅行は、「あわよくば野生の動物が見たい」というフワッとした希望があり、それを達成するために「バックマー国立公園かソンチャ山に行くとよいかも」という仮説を立ててはいました。しかし、厳密に予定を決めてはいませんでした。だから、「明日はどんな日になるかなー」と、次の日を楽しみに過ごす日々でした。
それで、できれば日本に帰っても「明日が来るのが楽しみだなー」と思いながら過ごせるようにしたいなと思いました。

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行っちゃおう。怒られたら引き返そう。

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まだ歩く。

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風が強くなってきて、霧が濃くなってきました。暗いと、さすがのわたしも怖い。

次回ソンチャ山に来たらやりたいことを考えました。
―――
●山の一部をつぶして作られた高級ホテルに泊まってみる
●ドゥクラングールの調査(というかひとり遊び)
1,山でも使えるGPSWifiを手に入れて、自分がどの位置にいるか分かるようにする。
2,ガイドさんについてもらって、ドゥクラングールの出没スポットを教えてもらう(このときのような→ベトナム旅行2日目その1/モンキーマウンテン早朝アタック - 小日記)。その場所を地図に記録していく。
3,ガイドさんについてもらうのは1回目のみ。2回目以降は、そのスポットを中心に張ったり、自分で探し歩いたりしてみる。ドゥクラングールを見つけたら地図に記録していく。
4,時間帯は早朝~正午頃が良いかな。これを滞在日数でできる限りやる。
―――
以上です。諦めが悪い(笑)

さあ、そろそろ引き返そう。
歩いていると、バイクに乗った屈強な男が通りました。呼び止めて話しかけると、英語が話せそう。よかった。
「ダナンの街に戻りたいんだけど、道はこっちで合ってる?」と聞くと、「乗せてってあげるよ」とのこと。

屈強な男、その見た目の通りバイクを飛ばす飛ばす。もちろんわたしはノーヘル。向かい風で、まぶたが風にぶるぶる震えるほどの強風を浴びる。髪はぼさぼさ。
あれ、近いはずなのにずいぶん長いこと走るなぁと思ったら、遠回りして海沿いを走ってくれていた。目印になりそうな建物の場所は頭に入ってたから、分かったよ。
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夕焼け。

★最終日に行った店
食事:ハン市場、Ario Dessert Cafe
観光:ダナン郵便局、ソンチャ山

ベトナム旅行日記おしまい>

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