小日記

日々のちょっとしたこと

3月31日(火)の日記

起きて仕事。
メール処理やらゲラのチェック出しやら原稿の直しやらやらやら。
取材が2本延期になったので、のんびりした気持ちで働く。

夕方にちょっと出かける。
自転車をこぎながら、なんか平和だなぁと思う。
しばらく電車に乗らず都心に出てないし、家にはネコがいるし、仕事はそんなに忙しくなくなったし。

今日のコロナウイルス感染者は、都内だけで78人。死者は7人。

危機が迫っていても、実生活とか、個人的な悩みや欲望とか、すぐ目の前の出来事とかは、普段通りで特別に何か変わるわけではないのか。
坂口安吾の『白痴』をはじめて読んだとき、「これ敗戦間近なんだよね? この主人公ずいぶん呑気じゃない???」と驚いたけど(文学のセンスがない感想……)、そういうものなんでしょうか。

夜にはシャトレーゼで買ったアイスを食べて、「ウチのガヤ」を見ながらストレッチをした。
その間に日付が変わり、3月から4月になった。
2020年の4月は乙女座(わたし)のラッキー月なのだ。

そのあと宮藤官九郎がコロナに感染したというニュースを知る。
先日は志村けんが亡くなった。
それでもまだ、他人事のように思い続けてしまいそうだし、わたしにできることは家にいることだけだ。

ネコチャン。